北海道の河川事業

 

 

北海道の河川事業


 

 

 

 

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 本道の治水事業は、1899年(明治32年)の石狩川の調査に始まるといわれ、その後の北海道第1期拓殖計画(1910~1926年)において石狩川の改修工事が着手されました。

 その後、第2期拓殖計画(1927~1944年)、北海道総合開発計画(第1次5ヶ年計画は、1952~1956年)を経て、昭和35年からは、治山治水緊急措置法にもとづく治水事業5ヶ年計画が策定され、計画的な事業の実施が一層促進されるようなりました。

 中小河川の改修は、昭和11年の剣淵川の改修工事が始まりで、昭和21年まで15河川が施工されました。昭和22年以降平成9年度までの改修河川数をみると広域河川改修の内旧中小河川改修事業としては162河川に着手し、内89河川を完成しており、また旧小規模河川改修事業では153河川に着手し、内115河川を完成しています。このほか、677箇所について局部改良事業を実施しています。

 道単独事業としては、小規模な改良工事として道単独河川改修事業を行っております。また、河川環境維持補修費で堤防、護岸等の維持補修及び草刈り・立木伐採等を行っています。このほかに、河川調査費で河川改修のための測量調査、ダムの予備調査、河川敷地境界測量、及び水文調査(雨量・水位・流量の観測)等を実施しています。

北海道の川づくり基本計画

 豊かな自然を有する北海道の今後の川づくりは如処にあるべきか。その基本的な考え方とその実現のための方策を、「北海道の川づくり基本計画」としてとりまとめ、平成6年12月に公表しました。

 この基本計画では、多様な植物が育ち、多くの生き物が棲む「生きている川」を北海道の目指す川の姿と位置づけ、さらに「人々が参加する川づくり」やアイヌ語の川の名の保存などを提唱しています。

 

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北海道の川づくり基本計画の説明へ

地域と連携した川づくりにかかる事業

かわまちづくり支援制度

◎事業の概要~観光などの活性化に繋がる景観・歴史・文化等の河川が有する地域の魅力という「資源」や地域の創意としての「知恵」を活かし、地方公共団体や地元住民との連携の下で立案された、実現性の高い河川や水辺の整備・利活用計画による、良好なまちと水辺が融合した空間形成の円滑な推進を図ります。

水辺の楽校プロジェクト

◎事業の概要~安全に水辺に近づけるための水辺整備など、「子どもの水辺」において活動を推進するにあたって必要なハード面からの支援を行うものです。

河川防災ステーション整備事業

◎事業の概要~同事業は平成6年度新規事業として創設され、洪水時等における円滑かつ効果的な、河川管理施設保全活動及び緊急復旧活動を行う拠点としての「河川防災ステーション」を整備することを目的としています。

 洪水等には、水防活動基地、ヘリポート、避難地としての機能を有し、平常時には、河川巡視の中継所や、レクレーションの場として活用できます。

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