北海道の自殺対策関連情報
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【9月10日から9月16日は自殺予防週間です】
世界保健機関(WHO)は、「自殺は大きな、しかし予防可能な公衆衛生上の問題である。」として、
世界中の関心を換気するために世界自殺予防デーを定めました。
日本では、平成19年6月の「自殺総合対策大綱」において、毎年9月10日から1週間を自殺予防週間
といたしました。
■【北海道】R6自殺予防週間取組
■R6予防週間ポスター
■【厚生労働省】自殺予防支援情報検索サイト
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普段の生活や新型コロナウイルス感染症について、不安やストレスが大きくなってしまったとき、
大切な人や、もの・ことを失ってしまったとき、こころの不調やストレス症状が続いたり、
死にたい気持ちになってしまったとき、あなたの身近な人が心配なとき
・・・ひとりで悩んでいませんか?
北海道では、さまざまな相談窓口を設けています。ためらわずに、ご相談してください。
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北海道における自殺者数は、平成10年に急増して以来、毎年1,500人前後で高止まりして
おりましたが、北海道自殺対策行動計画を策定し、平成21年以降は徐々に減少しました。
令和4年には自殺者数は1,000人を下回っておりましたが、多くの方が自ら尊い命を絶つという
大変深刻な状況にあり、令和5年には1,052名の方が自殺により命を失っています。
自殺はその多くが追い込まれた末の死であり、その多くが防ぐことができる社会的な問題です。
北海道では、自殺を考えている人を一人でも多く救うため、道民の皆様と一緒に自殺を防ぐ
取り組みを進めてゆきます。
■ 北海道における自殺総合対策の基本的な取り組み方針
*第4期 北海道自殺対策行動計画
■ 相談窓口
死にたい気持ちや、DV、いじめ、就職の悩み、子育ての悩み、ひきこもりや介護、依存症など、
様々な相談についての各種相談窓口をご紹介しています。
■ 新型コロナウイルス感染症に関するこころのケアについて
新型コロナウイルス感染症で不安を感じている方、大切な方を亡くされた方、医療機関・社会
福祉施設等で働いている方などへのリーフレットや、ストレスチェック表、リラクゼーション法など
を掲載しています。
*新型コロナウイルス感染症に関するこころのケアについて(道立精神保健福祉センター)
2017年に世界保健機関(WHO)が公表しました「Preventing suicide: a resource for media
professionals, update 2017」を自殺総合対策推進センターが日本語に訳しました。
デジタルメディアを含めたすべてのメディア関係者に熟読し活用していただきたい冊子と
なっております。
■ ゲートキーパー関連情報
ゲートキーパーとは、直訳すると「門番」ですが、死にたいほどの悩みを抱えている人に気づき、 声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。
自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要です。1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、
専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。
また、ゲートキーパーは、我が国のみならず海外でも、自殺対策の分野でも広く使用さ れている用語、概念であって、WHO(世界保健機構)を始め、多くの国々で使用され、その養成プログラムが実施されています。
道内においても、各地域で「ゲートキーパー養成研修会」が実施されるなど、それぞれの地域の実情にあった形でゲートキーパーの養成に積極的に取り組んでいただいており、ゲートキーパーの養成目標(人数)を掲げているものもあります。
そして、自殺対策に係るボランティアのみならず、かかりつけの医師などの保健医療福祉従事者、町内会担当者、民生委員、児童委員、理美容師などに対して多数の研修会が実施されるなど、支援の輪は広がっています。
■ かかりつけ医うつ病対応力向上研修
■ 関連情報リンク
*北海道こころの健康SNS相談窓口
*まもろうよ こころ(厚生労働省)
*みんなのメンタルヘルス総合サイト(厚生労働省)
*自殺対策について(厚生労働省)
*いのち支える自殺対策推進センター(いのち支える自殺対策推進センター)
*働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」
*10代、20代のメンタルヘルスサポートサイト「こころもメンテしよう」