自助グループ・回復施設とは
自助グループとは、アルコールや薬物、ギャンブルなどの同じ問題を抱えた人が相互援助を目的として、自発的に結びついた集まりです。道内では、断酒会やAA(アルコホーリクス・アノニマス)などが活動をしています。
一人で自分の問題から脱却することは難しいですが、グループメンバーと支えあいながら、体験を共有し、自分の課題を見つめ直すことで自分を変化させていくことができます。女性の会や家族を対象とした会などもあります。
回復施設とは、依存症からの回復の手助けをするリハビリ施設です。同じ病気を抱えた仲間とともに規則正しい生活をし、健康的な生活習慣を身につけ社会復帰を目指します。ミーティングを中心に各施設によって多様なプログラムを実施しています。
専門医療機関・治療拠点機関とは
専門医療機関とは、厚生労働省が定める選定基準に基づき知事が指定する、アルコール健康障害、薬物依存症、ギャンブル等依存症に対する適切な医療が提供できる医療機関であり、地域の相談機関や自助グループ等と連携して取組をすすめます。
治療拠点機関とは、専門医療機関の選定基準を満たしている医療機関であり、道内の専門医療機関の連携拠点として、活動実績の取りまとめや依存症に関する取組の情報発信、医療機関を対象とした研修を実施します。
厚生労働省が定める選定基準に基づき知事が指定します。
相談先(保健所・精神保健福祉センター)
お住まいの市町村を所管する保健所又は精神保健福祉センターへご相談ください。
イベント
啓発資材
>アルコール健康障害(R3.6「それは、お酒を飲む人なら、だれにも可能性があること。」)
>ギャンブル等依存症(R4.4一部修正「【一般向け】ギャンブル等でお困りの方へ」)
参考
「北海道飲酒運転の根絶に関する条例」が平成27年12月1日から施行されました。