消費者物価指数(令和2年10月)

消費者物価指数(令和2年10月)-平成27年基準-

総務省統計局所管・北海道分

1-概況

 令和2年10月の北海道の消費者物価指数は、総合指数が102.7となり、前月比で0.2%の下落となった。
 前月との比較を10大費目別にみると、諸雑費(+1.0%)、家具・家事用品(+0.5%)、被服及び履物(+0.5%)が上昇した。 一方、食料(-0.6%)、光熱・水道(-0.5%)、教育(-0.4%)、教養娯楽(-0.2%)、住居(-0.1%)が下落した。保健医療、交通・通信は変わらなかった。
 上記10大費目を細分化した中分類別品目で前月比を見ると、主な上昇品目、下落品目は以下のとおりとなる。(括弧内は10大費目の分類) 

主な上昇項目の前月比(%)
項目 10大費目 前月比
たばこ (諸雑費) +9.6
書籍・他の印刷物 (教養娯楽) +4.7
調理食品 (食料) +1.4

 

主な下落項目の前月比(%)
項目 10大費目 前月比
生鮮果物 (食料) -11.5
生鮮魚介 (食料) -3.4
教養娯楽サービス (教養娯楽) -1.9

 

図1-消費者物価指数の推移(平成27年=100)

図1-消費者物価指数の推移(平成27年=100)

2-前月からの動き

総合指数は102.7となり、0.2%の下落となった。
(1)食料は107.9となり、0.6%の下落となった。

生鮮食費ごとの指数と前月比(%)
項目 指数 前月比
生鮮魚介 126.1 -3.4
生鮮野菜 101.6 -1.4
生鮮果物 115.5 -11.5

 

図2-生鮮食品の推移(分類別)(平成27年=100)

図2-生鮮食品の推移(分類別)(平成27年=100)

(2)住居は102.2となり、0.1%の下落となった。                                   
(3)光熱・水道は99.8となり、0.5%の下落となった。                                
(4)家具・家事用品は102.9となり、0.5%の上昇となった。                              
(5)被服及び履物は109.7となり、0.5%の上昇となった。
(6)保健医療は103.9となり、変わらなかった。
(7)交通・通信は98.4となり、変わらなかった。
(8)教育は85.6となり、0.4%の下落となった。
(9)教養娯楽は100.7となり、0.2の下落となった。
(10)諸雑費は100.4となり、1.0%の上昇となった。

図3-10大費目別対前月及び対前年同月上昇率

図3-10大費目別対前月及び対前年同月上昇率

3-前年同月との比較

 総合指数の対前年同月比は、0.7%下落した。
 10大費目別にみると、家具・家事用品が2.0%、食料が1.7%、諸雑費が1.4%、被服及び履物が1.1%、住居が0.8%の上昇となった。一方、光熱・水道が7.1%、教養娯楽が4.4%、教育が4.0%、交通・通信が1.6%、保健医療が1.4%の下落となった。

4-統計表

~利用上の注意~

 この月報は、総務省統計局が公表した調査結果を掲載したものである。

 調査市町-札幌市、函館市、旭川市、室蘭市、美唄市、江別市、名寄市、千歳市、倶知安町、美幌町

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