消費者物価指数（令和6年（2024年）6月分）

消費者物価指数（令和6年（2024年）6月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和6年6月の北海道における消費者物価指数の総合は110.0で、前月比は0.3％の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、光熱・水道(2.3%)、家具・家事用品(1.0%)、被服及び履物(0.2%)、保健医療(0.7%)、交通・通信(0.3%)、教養娯楽(0.7%)が上昇。一方、食料(△0.3%)は下落。住居、教育、諸雑費は変わらなかった。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
教養娯楽	書籍・他の印刷物	7.5％
家具・家事用品	室内装備品	4.4％
光熱・水道	電気代	4.0％
光熱・水道	ガス代	3.8％

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	野菜・海藻	△4.0％
	果物	△1.8％
	魚介類	△1.3％
	乳卵類	△1.2％

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は118.4で、0.3%の下落。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	122.0	△2.5
生鮮野菜	120.8	△6.5
生鮮果物	132.3	△1.9

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は103.5で、変わらなかった。
(3)光熱・水道は123.0で、2.3％の上昇。
(4)家具・家事用品は118.8で、1.0%の上昇。
(5)被服及び履物は110.7で、0.2%の上昇。
(6)保健医療は102.0で、0.7%の上昇。
(7)交通・通信は97.6で、0.3%の上昇。
(8)教育は101.3で、変わらなかった。
(9)教養娯楽は112.8で、0.7%の上昇。
(10)諸雑費は106.2で、変わらなかった。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、3.1%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(3.9%)、住居(0.2%)、光熱・水道(5.4%)、家具・家事用品(5.6％)、被服及び履物(2.8%)、保健医療(1.3％)、交通・通信(2.7%)、教育(1.0%)、教養娯楽(6.4％)、諸雑費(1.0%)が上昇。下落したものはなし。