消費者物価指数（令和5年（2023年）9月分）

消費者物価指数（令和5年（2023年）9月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和5年9月の北海道における消費者物価指数の総合は108.0で、前月比は0.4%の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、被服及び履物(3.3%)、食料(1.1%)、光熱・水道(0.9%)、家具・家事用品(0.9%)、諸雑費(0.3％)、保健医療(0.2％)が上昇。一方、教養娯楽(△0.9%)、交通・通信(△0.7％)が下落。住居、教育は変化なし。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	野菜・海藻	9.6％
光熱・水道	他の光熱	7.9％

被服及び履物	シャツ・セーター・下着類	4.9％
	衣料	4.3％

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	果物	△5.5％
交通・通信	交通	△3.7％

※他の光熱：灯油

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は115.9で、1.1%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	130.2	0.0
生鮮野菜	119.1	14.8
生鮮果物	109.9	△5.9

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は103.4で、変化なし。
(3)光熱・水道は115.3で、0.9％の上昇。
(4)家具・家事用品は116.3で、0.9%の上昇。
(5)被服及び履物は109.2で、3.3%の上昇。
(6)保健医療は100.9で、0.2%の上昇。
(7)交通・通信は97.7で、0.7%の下落。
(8)教育は100.3で、変化なし。
(9)教養娯楽は108.9で、0.9%の下落。
(10)諸雑費は106.1で、0.3%の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、3.6%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(8.6%)、家具・家事用品(7.1%)、教養娯楽(4.2％)、交通・通信(3.5%)、諸雑費(2.7%)、保健医療(2.4％)、被服及び履物(2.1%)、住居(1.2%)、教育(0.8%)が上昇。一方、光熱・水道(△4.3%)が下落。