消費者物価指数（令和5年（2023年）4月分）

消費者物価指数（令和5年（2023年）4月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和5年4月の北海道における消費者物価指数の総合は106.0で、前月比は0.7%の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、被服及び履物(3.8%)、教養娯楽(3.4%)、家具・家事用品(2.6%)、食料(1.0%)、教育(0.8%)、諸雑費(0.7％)、住居(0.1%)が上昇。
　一方、交通・通信(△0.7%)、保健医療(△0.4%)が下落。光熱・水道は変化なし。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
被服及び履物	シャツ・セーター・下着類	12.9
食料	乳卵類	6.6
教養娯楽	教養娯楽サービス	5.0
家具・家事用品	家庭用耐久財	4.1

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）項目（中分類）項目（中分類）	前月比
交通・通信	交通	△2.4
食料	肉類	△1.6
	果物	△1.4
	魚介類	△1.2

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は113.1で、1.0%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	131.6	△3.1
生鮮野菜	111.4	2.7
生鮮果物	104.9	△1.5

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は103.2で、0.1%の上昇。
(3)光熱・水道は112.5で、変化なし。
(4)家具・家事用品は114.5で、2.6%の上昇。
(5)被服及び履物は108.2で、3.8%の上昇。
(6)保健医療は99.5で、△0.4%の下落。
(7)交通・通信は94.7で、△0.7%の下落。
(8)教育は100.3で、0.8%の上昇。
(9)教養娯楽は106.2で、3.4%の上昇。
(10)諸雑費は105.2で、0.7%の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、3.5%の上昇。
　10大費目別にみると、家具・家事用品(10.4%)、食料(9.0%)、教養娯楽(3.1％)、被服及び履物(2.9%)、住居(2.2%)、諸雑費(2.1%)、交通・通信(1.8%)、保健医療(1.5％)、教育(0.4%)が上昇。一方、光熱・水道(△4.9%)が下落。