消費者物価指数（令和5年（2023年）1月分）

消費者物価指数（令和5年（2023年）1月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和5年1月の北海道における消費者物価指数の総合は105.7で、前月比は0.2%の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、教養娯楽(1.2%)、食料(0.7%)、保健医療(0.3%)、諸雑費(0.3％)が上昇。
　一方、被服及び履物(△3.5%)、光熱・水道(△0.2%)、家具・家事用品(△0.2%)、交通・通信(△0.1%)が下落。住居、教育は変化なし。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	野菜・海藻	4.9
家具・家事用品	寝具類	3.3
食料	果物	2.8
教養娯楽	教養娯楽サービス	2.3

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
被服及び履物	衣料	△5.4
食料	菓子類	△2.7
被服及び履物	履物	△1.8
被服及び履物	シャツ・セーター・下着類	△1.8

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は111.1で、0.7%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	135.9	1.1
生鮮野菜	110.5	7.1
生鮮果物	109.1	3.0

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は103.1で、変化なし。
(3)光熱・水道は122.9で、△0.2%の下落。
(4)家具・家事用品は108.6で、△0.2%の下落。
(5)被服及び履物は101.1で、△3.5%の下落。
(6)保健医療は99.2で、0.3%の上昇。
(7)交通・通信は95.0で、△0.1％の下落。
(8)教育は99.5で、変化なし。
(9)教養娯楽は102.9で、1.2%の上昇。
(10)諸雑費は104.2で、0.3％の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、4.8%の上昇。
　10大費目別にみると、光熱・水道(9.3%)、食料(8.5%)、家具・家事用品(6.2%)、交通・通信(3.0%)、教養娯楽(3.0％)、住居(2.7%)、諸雑費(1.9%)、被服及び履物(0.9%)、保健医療(0.6％)、教育(0.1%)が上昇。一方、下落したものはなし。