姉妹提携調印後、両地域間では、学術、文化、スポーツ等、幅広い分野で活発な交流が行われています。
これまで姉妹提携の節目となる5年ごとの周年(昭和60(1985)、平成2(1990)年、平成7(1995)年、平成12(2000)年)には、両地域の代表団の相互訪問や記念式典、北海道の物産・文化を紹介する大規模な総合展など、多彩な行事を実施し、友好親善を深めてきました。
平成17(2005)年に25周年を迎えたことに伴い、7月ロブ・レナー地方自治大臣を団長とする訪問団が来道。知事との会談、記念式典、アルバータ展の開催やボランティア交流に関する覚書の締結などが行われました。一方、吉澤副知事、高橋道議会議長をはじめとする訪問団がアルバータ州を訪れ、ラルフ・クライン首相(当時)との会談後、「友好交流促進宣言」及び「北海道開拓記念館とロイヤルアルバータ博物館の友好館に関する覚書」を取り交わし、両地域間の交流のさらなる発展への期待を確認しあったほか、エドモントン市内での北海道紹介展及び児童・絵画展、カルガリー市内での北海道紹介展の開催等、各種記念行事を行いました。
平成20(2008)年10月には、釣部道議会議長夫妻がアルバータ州議会主催の日加修好80周年記念セレモニーに出席し、北海道議会と州議会が連携し、今後の両地域の発展に繋がる交流を応援することを誓い合いました。
姉妹提携30周年を迎えた平成22(2010)年には、7月に高井副知事、石井道議会議長をは じめとする訪問団がアルバータ州を訪問し、カルガリー市(マクデューガルセンター)で、エド・ステルマッハアルバータ州首相と高井副知事がこれまでの友好関係の継続と相互関 係堅持の「友好交流促進宣言」に署名しました。11月には、北海道と姉妹友好関係にある地域を札幌に招いて開催した「姉妹友好提携地域代表者会議」に出席するため、アイリス・エバンス対外省大臣が来道しました。会議では、持続可能な発展をテーマに、共通課題の解決に向けた相互連携の強化に向け、話し合いを行い、共同声明を採択しました。
姉妹友好提携周年記念-カナダ・アルバータ州訪問
平成25(2013)年9月にはウー・パウ国際・政府間関係省副大臣が来道し、多くの方々にアルバータ州を紹介する「アルバータDAY」と称したイベントとして、道庁1階でのパネル展や、「アルバータ州の魅力と文化」と題したセミナーが開催され、ウー・パウ副大臣とクリス・ロビンソン ロイヤルアルバータ博物館専務理事が講師を務められました。また、同(2013)年11月には、カナダ・カルガリー市内マクデューガルセンターにおいて、在カルガリー日本国総領事館とアルバータ州政府の主催により、北海道・アルバータ州姉妹都市提携記念レセプションが開催され、カルガリー総領事から、北海道と姉妹都市提携関係にあるアルバータ州と州内9市町に在外公館長表彰状が授与されました。
このほか、提携自治体や大学などの教育機関などにおいても、幅広い分野で市民レベルの交流が行われています。
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