JETプログラムの概要

JETプログラムの概要

JETプログラムとは

JETプログラムとは、Japan Exchange and Teaching Programme の略称で、日本語では「語学指導等を行う外国青年招致事業」といわれています。

北海道内におけるJET参加者について

北海道では現在、25カ国、約300人の参加者が活躍しています。(※札幌市を含まない)

~北海道内におけるJET参加者の主な出身国~

アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピン、中国、ジャマイカ、南アフリカ、ベトナムなど

JETプログラムの事業内容

JETプログラムの目的は、地域での国際化を推進することです。
JETプログラムで来道した参加者達は、地域での国際理解、語学教育の充実を図るため、学校や公民館での語学指導やイベントを企画したり、姉妹都市交流のための活動を行っています。

事業の実施体制

JETプログラムは、地方自治体が事業の主体となっていますが、参加者の配置、選考、語学指導教育等については総務省・文部科学省・外務省が行っています。
また、(一財)自治体国際化協会(CLAIR)が、全体の調整役になっています。北海道では、約120の地方公共団体がJETプログラムによる参加者の招致を行っています。

JET参加者の職種と業務内容

JETプログラムには以下の3種の職種があります。

1.国際交流員【英語名:CIR(Coordinator for International Relations)】

<配属先>

地方公共団体の国際交流担当部局等

<職務内容>

  1. 外国からの訪問客の接遇
  2. 外国語刊行物の翻訳、監修
  3. イベント等の際の通訳
  4. 国際交流事業の企画、助言
  5. 地方公共団体職員や住民に対する語学指導への協力
  6. 地域の国際交流団体の活動に対する助言、参画
  7. スポーツを通じた国際交流に関する業務
  8. その他、地域の国際交流に関する諸業務

2.外国語指導助手【英語名:ALT(Assistant Language Teacher)】

<配属先>

中学校・高等学校、教育委員会等

<職務内容>

  1. 日本人教師による外国語授業の補助
  2. 外国語補助教材作成の補助
  3. 外国語教師に対する現職研修の補助
  4. 外国語クラブ等、課外活動への協力
  5. 外国語指導主事等に対する語学に関する情報の提供
  6. 外国語スピーチコンテストへの協力
  7. 地域における国際交流活動への協力
  8. その他、外国語に関する諸業務

3.スポーツ国際交流員【英語名:SEA(Sports Exchange Advisor)】

<配属先>

地方公共団体

<職務内容>

  1. スポーツ指導事務の補助
  2. 地域における優秀な選手等に対するスポーツ指導への協力
  3. 地域住民に対するスポーツ指導への協力
  4. 地域の民間国際交流団体のスポーツ事業活動に対する助言・参画
  5. その他、国際スポーツに関する諸業務

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