知事コラム
(令和2年1月10日配信分「2020年のスタート」)
皆様、新春のお喜びを申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。
知事として初めて迎える新年、仕事始めから様々な団体の新年の集まりに出席させていただき、「令和2年、2020年は北海道にとって大きなチャンスの年。すばらしい1年にしたい」と挨拶させていただいています。
また、庁内での新年挨拶として、職員の皆さんに、普段はなかなか来ることのない知事室を開放しました。抱負などを伺いつつ、「今年1年一緒に頑張りましょう」とお話しをしました。
2日間で700名を超える職員が顔を見せてくださり、中にはお子さん連れの方もいて、せっかくなので私を超える「最年少(?)知事」として知事のイスに座ってもらいました。
そのように、新年早々から忙しく過ごしている中、今年初めての海外出張として、明後日12日から15日までの日程で、ベトナムのホイアン市、ダナン市、ハノイ市を訪問します。
経済発展の著しいベトナムには多くの道内企業が進出しており、また、道内には、技能実習生や留学生など7千人を超える多くのベトナムの方々がお住まいになっています。
道内各地では、行政や経済、文化・教育など幅広い方々が参加される交流協会が活動し、昨年9月にはベトナムフェスティバルが札幌で開催され、ベトナムとの経済や人的な交流が急速に活発化しています。
現地では、道とベトナム政府当局との間で観光交流の促進に関する覚書を締結し、直行便就航に向けた航空会社へのトップセールスを行う予定です。さらに、観光交流シンポジウムでは、ベトナム政府や観光関係者の方々にプレゼンさせていただき、純白の雪景色やスノーアクティビティ、新鮮な魚介類や乳製品、スイーツなど北海道の魅力をしっかりとPRしてきます。
そして、更なる人材交流の拡大に向けて、政府関係者の方と意見交換を行います。
今回の訪問をきっかけとして、ベトナムとの交流をさらに加速させ、ビジネスやインバウンドの拡大、一層の人材交流を進め、北海道とベトナム双方の発展につながる関係構築を図っていきたいと考えています。
今年もこのコラムで、いろいろな話題を提供させていただきたいと思います。
よろしくお願いします。