知事コラム
(令和元年5月10日配信分「新しい時代を迎えて」)
イランカラプテ。
このたび、北海道知事に就任した、鈴木直道です。
5月1日、天皇陛下の御即位とともに、令和の時代が始まりました。
新たな時代において、北海道知事として道政を担うことを大変光栄に思うとともに、その責任の重さに改めて気を引き締め、活力あふれる北海道を実現するために、全力で取り組んでまいります。
さて、大型連休となった今年のゴールデン・ウィークは、おおむね天候にも恵まれ、桜の便りも聞かれるなど、各地の様々なイベントも盛況だったのではないでしょうか。
私は知事として初めて迎えた連休であり、万が一に備えておりました。
医療、福祉をはじめ、道民の皆様の暮らしを支えるためにお仕事されていた皆様には心から感謝申し上げます。
またこの連休中、大変うれしいニュースが飛び込んできました。5月4日の早朝、大樹町でインターステラテクノロジズがロケットの打上げに挑み、目標の100kmを超える高度への到達に成功しました。国内の民間企業が単独で開発したロケットとして、宇宙空間に到達する初めての快挙だそうで、延期が続き、気をもんでいた道民の皆様も大喜びされたのではないでしょうか。
私も最初の打上げ予定日、4月30日には大樹町に向かいました。その後、成功の報告を受け、大いに勇気づけられ、北海道の発展に向けて、私も未来志向で挑戦していこうという思いを新たにしました。
これからも多くの機会をつくって、道内の各地に足を運び、こうした新しい分野での挑戦や地域を盛り上げる様々な取組について、関係の皆様から直接お話を伺いたいと考えています。
このコラムではそうした事例のご紹介をはじめ、道政の動きや私の思いなどをお伝えしていきたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。