視覚障がい者向け広報「ほっかいどう」令和6年8月号

広報誌ほっかいどう 2024年8月号

【もくじ】
1 特集 ヒグマの被害に遭わないために
2 地域おこし協力隊CAFÉ
3 高校生のマナビバ
4 ピックアップ 地域情報
5 北海道・札幌市が「金融・資産運用特区」の対象地域となりました
6 日高山脈襟裳十勝国立公園が誕生しました!
7 道からのお知らせ

1 特集 ヒグマの被害に遭わないために

北海道のヒグマの個体数は増加傾向にあり、警戒心の薄いヒグマが道内各地の都市部やその周辺地域などの人の生活圏に頻繁に出没するようになってきています。

○ヒグマ推定生息数の変化
平成2年(1990年)5,200頭→2.3倍→令和4年(2022年)12,200頭

ヒグマの捕獲頭数やこれまでに実施した調査の結果などを用いたシミュレーションの結果、令和4年(2022年)末には、全道で12,200頭程度(令和6年(2024年)3月末時点の推定値で変動あり)のヒグマが生息し、その数は増加傾向にあると考えられています。

○人身事故発生状況
被害者の活動別では、狩猟や許可捕獲時によるものが全体の37%で最も多く、次いで山菜採りやキノコ狩りの際に発生したものが全体の24%を占めています(昭和37年度(1962年度)から令和5年度(2023年度)までの死傷者数)。

令和3年度 14名(過去最多)
令和4年度 4名
令和5年度 9名

○農業被害額
令和4年度(2022年度)には2億7千万円となり、作物別にみると、最も被害額が多いのはデントコーン(被害額全体の48%)であり、次いでビート(18%)、スイートコーン(7%)、小麦(3%)、水稲(3%)となっています。

令和2年度:2.49億円
令和3年度:2.62億円
令和4年度:2.71億円(過去最高)

(1)ヒグマに出遭わないために

○出没地域に住む人
●生ゴミ(コンポスト)などを屋外に置かない
●ヒグマの好む作物は、電気柵で防御
●出没情報があるときは、夜間や薄暗い時間帯の外出を避ける
●犬の散歩は、吠え声でヒグマを興奮させる恐れがあり危険

○登山・ハイキング・山菜採りなどは特に注意!
●出没情報のあるところには立ち入らない
●野山などでは複数人で行動する
●鈴や笛で音を出しながら歩く
●ヒグマの痕跡を見つけたら引き返す
●早朝や夕方はヒグマの活動が活発になるので注意
●渓流近くは周りの音が聞こえづらいので注意
●万が一の場合に備えて、クマスプレーを携行する

(2)ヒグマに出遭ってしまったら

●遠くにヒグマを見つけたら、その場から静かに立ち去る
落ちついて状況を判断し、その場から静かに立ち去りましょう。
●ヒグマがこちらに気づいても、あわてないで静かに立ち去る
ヒグマの移動する方向を見定めながら、静かに立ち去りましょう。
●それでも近づいてきたらゆっくりと後退
ヒグマから視線を離さず、ヒグマの動きを見ながらゆっくりと後退を。
●走って逃げるのは自殺行為
ヒグマを刺激しないよう、ゆっくりと後ずさりしましょう。
●子グマの近くに必ず母グマあり
母グマは子グマを守ろうと攻撃します。決して子グマに近づかないように。
●襲い掛かってきたら、首の後ろを手で覆い地面に伏せる(100%完全な対応ではありません)
首や後頭部への致命傷を防ぐため、首の後ろを手で覆い、地面に伏せることが有効と言われています。

(3)人とヒグマとの共存のための取り組み

個体数の増加、分布の拡大、警戒心の低いヒグマの出没などで、人とヒグマとの距離が近くなっています。共存のためには、人とヒグマとの「すみ分け」がポイントになります。

○北海道ヒグマ管理計画
道では、ヒグマによる人身被害の防止や人里への出没の抑制、農業被害の低減、ヒグマ地域個体群の存続を図るため、「北海道ヒグマ管理計画」を策定し、2つの方策を柱とした総合的な対策に取り組んでいます。
※近年、人とヒグマとのあつれきがかつてないほど高まっており、その低減を図るため、現在、計画の見直しについて検討を進めています。

1あつれき低減のための方策
人とヒグマとのあつれきの低減には、問題個体の発生抑制と排除のための対策が必要なほか、一人一人が被害に遭わないための正しい知識を身に付けることなどが重要です。道では、ごみや農作物の管理を徹底し新たな問題個体を発生させない取り組みや、問題個体の排除、電気柵の導入促進による農業被害の防止、ヒグマに出遭った時の対応などに関する正しい知識の普及などを行い、あつれきの低減を図っています。

2地域個体群存続のための方策
地域個体群を保全するために、研究機関や関係機関などと連携を図りながら、科学的なデータの蓄積や個体数などの把握のための調査研究やモニタリングを行っています。また、地域ごとにメスの捕獲数に上限を設けるなど、地域個体群の絶滅を回避する管理を行っています。

○春期管理捕獲
●概要
人里周辺のヒグマの生息密度を減らし、人への警戒心を持たせ、人里への出没を減らすとともに、捕獲従事者の育成を進めるため、2~5月に春期管理捕獲を実施しました。

●実施結果
昨年に比べて捕獲数は減少しましたが、捕獲実施市町村数は約2.7倍に、実施延べ日数も約3倍になり、ヒグマに警戒心を植え付ける機会は増えました。また、経験の浅い方の延べ人員は約1.9倍に増えており、実践の中で経験を積むことで、ヒグマ捕獲従事者の育成に寄与しました。

項目 令和5年 令和6年
捕獲数[頭] 20 14
捕獲実施数(市町村・団体) 20(18・2) 50(48・2)
市町村数[実施場所] 19 50
実施延べ日数[日] 143 423
延べ人員[人](うち経験の浅い者) 804(483)1,808(900)

○指定管理鳥獣への指定
●指定のポイント
昨年11月、クマ類によるあつれきの高まりを踏まえ、北海道東北地方知事会として、国に対し、クマ類の指定管理鳥獣への指定などについて緊急要望し、本年4月、国は、クマ類(四国を除く)を指定管理鳥獣に指定しました。この度の指定により、国においては、クマ類特有の課題に対応した支援を行うこととしており、道としては、国の支援を活用した対策を進め、より実効性あるヒグマ対策の充実・強化に取り組みます。

○ヒグマの有害捕獲へのご理解について
ヒグマの捕獲に従事される方々は、地域の安全・安心を守る上で、欠くことのできない存在です。こうした方々が、道民の生活を守るために、安心して捕獲に取り組んでいただけるよう、捕獲に従事される方々の社会的な重要性をご理解いただきますようお願いいたします。

(4)インタビュー

ヒグマの生態の研究に加え、農地や人里への出没原因の解明と対策にも取り組んでいる酪農学園大学の佐藤喜和教授にお話をうかがいました。

佐藤 喜和(さとう よしかず)さん
酪農学園大学 教授 農食環境学群 環境共生学類 野生動物生態学研究室

●ヒグマが人の生活圏に入り込む理由は?
5~7月上旬の繁殖期は、子グマを襲うことのあるオスグマから逃れるため、母子グマが人里周辺に現れたり、親離れした若いオスグマが、川沿いや防風林などを伝って市街地に迷い込むことがあります。
8~9月には、エサとなる草が堅くなって食べづらくなる時期で、収穫期の農作物を狙うようになることもあります。
●ヒグマを人の生活圏に来させないための対策は?
すみ分けによる共存を実現するため、山と人里がつながる川沿いや防風林などに、ヒグマの侵入を遮断するような環境整備が必要です。通路がある以上、捕獲だけでは解決しない問題です。自然災害に備えるように、社会全体で備えたいものです。
●私たちがやるべきヒグマへの備えは?
生ゴミの放置は「無意識の餌付け」です。コンポスト、ペットのエサ、廃棄した農作物や収穫しない果樹などは適切に処分しましょう。また、野山に入る際は、複数人で行動し、声を出す、手をたたく、クマ鈴を鳴らすなど、ヒグマに人の存在を知らせることが有効です。

▲道庁ヒグマ対策室 電話011-204-5988

2 地域おこし協力隊Cafe

都会に住む人が課題を抱える市町村に移住し、才能や能力を発揮する地域おこし協力隊。
今回は、酪農のPR活動に取り組む別海町の隊員を紹介します。

○酪農生活を実際に経験して、現場の問題点と向き合うことがPR活動の原点!
大阪府寝屋川市出身 三原 萌佳(みはら もえか)さん

別海町で酪農のPRに取り組んでいますが、経験や知識が全くなかったので、まずは酪農研修牧場で生活して、日々の様子をSNSなどで発信しました。その他にも、牛の飼料を食べるエゾシカを駆除するために狩猟免許を取得したり、女性が活躍できる酪農の実現に向けて、就農女性を対象としたセミナーを開催するなど、酪農生活の経験を生かして、現場の問題点と向き合ったPR活動に取り組んできました。今後は、まちに少ない宿泊施設の運営や、酪農の6次産業化などにも取り組んでいきたいです。

3 高校生のマナビバ

新たな視点で学びを深める道内の高校生の話題をお届けします。

○「北方領土プロジェクト“N”」の活動紹介
根室振興局と管内の高校が連携して、根室地域の北方領土・学校教育をめぐる課題を考える「北方領土プロジェクト“N”」。北海道根室高等学校の北方領土根室研究会ではさまざまな活動に取り組んでいます。

○さまざまな活動を通して、もっと北方領土を知ってもらいたい。
北海道根室高等学校2年 北方領土根室研究会会長 類瀬 智人(るいせ ともひと)さん

根室高等学校の北方領土根室研究会では、北方領土について説明する「出前講座」、学校祭や根室振興局のイベントなどで行う「署名活動」、元島民の方々の話を聞く「ラジオ収録」などを行っています。こうした活動を通して、同世代の高校生や管外の方々にも、北方領土についてもっと知ってもらえるようになればうれしいです。

▲根室振興局北方領土対策課 電話0153-24-5592

4 ピックアップ 地域情報

北海道の各地域から話題をお届けします。

(1)釧路総合振興局
「あなたも今日から#kushiro_lovers(くしろラバーズ)へ!」SNS投稿キャンペーン
道東道(本別~釧路)の全線開通に向けて、「これぞ、くしろ!」といった魅力を、くしろファンの皆さん(Kushiro Lovers)とともに発信するSNS投稿キャンペーンを行っています。期間は、令和7年3月31日まで(第一弾は、令和6年8月31日まで)。

▲釧路総合振興局商工労働観光課 電話0154-43-9184

(2)宗谷総合振興局
利尻礼文サロベツ国立公園指定50周年
利尻礼文サロベツ国立公園指定50周年を迎えることを記念して、当エリアの魅力を発信し、知名度を高め、来訪意欲の向上を図るため、スタンプラリーやフォトコンテストなどの各種記念事業を実施しています。

▲稚内市建設産業部観光交流課 電話0162-23-6272

5 北海道・札幌市が「金融・資産運用特区」の対象地域となりました

北海道が有する国内随一の再エネポテンシャルを活かし、日本の再生可能エネルギーの供給基地、またアジア・世界の金融センターの実現を目的としています。このために、道内でGX関連事業を導入・実施しやすくなるような規制緩和や、札幌市内でGX関連事業への投資を支える金融機能の強化・集積が進むような規制緩和をはじめとした様々な取り組みを実施することにより、全道域でのGX産業の振興を図り、環境と経済が好循環する持続可能な地域社会の構築を進めます。

○GXとは?
化石エネルギーを中心とした現在の産業構造・社会構造を、クリーンエネルギー中心へ転換する取り組みのこと。

○目指す姿
札幌市域での金融機能の強化・集積(資金・人材・情報の集積)、全道域のGX産業の振興
→日本の再生可能エネルギーの供給基地、アジア・世界の金融センターの実現

▲道庁ゼロカーボン産業課 電話011-206-9094

6 日高山脈襟裳十勝国立公園が誕生しました!

日高山脈襟裳十勝国立公園は、日高山脈襟裳国定公園及びその周辺地域を含めて令和6年6月25日に指定されました。
我が国で35カ所目の国立公園の誕生であり、道内では、昭和62年に釧路湿原国立公園が指定されて以来、7カ所目となります。
この新しい国立公園は、南北およそ140kmに及ぶ脊梁山脈であり、我が国最大の原生流域を擁する日高山脈から、裾野の森林地域を含み、切り立った海食崖や海成段丘が特徴的な海岸地域までつながる、13の市町村にまたがる陸域で国内最大の広大な国立公園です。
この国立公園にある、唯一無二の素晴らしい四季折々の風景を共に保全し、現在まで守られてきた自然環境や文化を次世代にも受け継いでいけるよう、持続的に利用していくことが必要です。百聞は一見にしかず!ぜひ、日高山脈襟裳十勝国立公園へ遊びに来てください。

▲道庁自然環境課 電話011-204-5204

7 道からのお知らせ

道庁からのお知らせなどをお伝えします。詳しくは、各ウェブサイトをご覧ください。

(1)「みんなの鉄道―がんばれ!地域の公共交通―」開催
北海道博物館第10回特別展として、公共交通の歩みをたどりながら、鉄道や地域の交通を支える、使う人々の物語をさまざまなテーマで紹介します。会期は7月20日(土)~9月23日(月・祝)です。

▲北海道博物館 電話011-898-0466

(2)7月は「愛の血液助け合い運動」実施中
献血運動の一層の推進を図るため、7月31日(水)まで「愛の血液助け合い運動」を実施しています。北海道では400mLの献血・成分献血の協力が1日700人必要です。ぜひご協力をお願いいたします。

▲道庁医務薬務課 電話011-204-5265

(3)8月7日は「北海道花の日」です
花があるだけで、空間に彩りが生まれ、人の心を和ませます。冷涼で昼夜の寒暖差が大きい北海道で生産される花はとりわけ色鮮やか。この機会に、毎日の生活に「北海道の花」をプラスしてみませんか?

▲道庁農産振興課 電話011-206-9083

(4)北海道行政職員として働いてみませんか
令和6年度(2024年度)に実施予定の北海道行政職員等採用試験の受験を検討されている方に、試験の概要をお知らせしています。詳細はそれぞれの試験案内で必ずご確認ください。

▲北海道人事委員会事務局任用課 電話011-204-5654

(5)北海道美術品購入サポーター(寄附)募集
道立美術館の美術品を安定的に収集するため、個人や企業、団体から広くご支援いただく寄附制度「美術品購入サポーター制度」を新設しました。皆様からのご支援をお待ちしています。

▲教育庁文化財・博物館課 電話011-204-5747

(6)北海道警察官を募集しています
北海道の安全と安心を守る警察官を募集しています。防犯活動、犯罪捜査、災害救助など、個性や特技をぜひ生かしてください。令和6年度(2024年度)第2回採用試験の受付は8月16日(金)17:00まで。

▲北海道警察本部採用センター 電話0120-860-314

▲北海道の人口データをお届けします。(令和6年5月末現在)
総人口5,066,449人(前年同月比48,597人減)
(人口は毎月公表される統計資料に基づき直近のデータを掲載しています。)
※6月号の記載内容に一部誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。
誤 前年同月より92,588人減 → 正 前年同月より49,703人減

▲広報(誌)「ほっかいどう」次号は令和6年9月の発行予定です。
北海道の公式ウェブサイトで、点字広報誌のテキストデータを公開しておりますので、パソコンやスマートフォンで音声読み上げソフトをご利用されている方は、お聴きになることができます。
発行/北海道総合政策部知事室広報広聴課
〒060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目
電話 011-204-5110/FAX 011-232-3796

▲一般社団法人北海道身体障害者福祉協会では障がい者110番事業を実施しています。
障がい者110番事業では、障がい者(身体障害者、知的障害者、精神障害者など)及びその家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。

相談の対象
道内全域の障がい者を対象としています。

受付時間
平日(月~金)9時から17時まで(電話又は面談)。
時間外・土・日・祝日・年末年始は、ファックス又は留守番電話での受付となります。

常設の窓口
定例相談等(弁護士相談)の受付を行うほか、必要に応じ、地域相談員の相談窓口などを紹介します。

定例相談(弁護士相談)
月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁護士による専門相談・助言を行います。弁護士相談を希望される場合は事前予約が必要で、相談概要のほか、住所・氏名・連絡先などが必要となります。(相談の秘密は堅く守ります。) 相談は無料です。

主な相談
■法律に関する相談
例えば
・身体、生命に関する危害
・財産に対する侵害
・相続関係
・金融、消費、契約関係
・雇用、勤務条件関係など
■人権擁護に関する相談
例えば
・職場、施設での人権に関するトラブル
・隣人、知人との人権に関するトラブル
■その他必要な相談

弁護士による無料法律相談は
Q、どこで相談を受付けていますか?
A、(一社)北海道身体障害者福祉協会内で受付けております。
電話相談または面談による相談となります。

Q、申込方法は?
A、まず「障害者110番」にご連絡ください。
電話予約は平日の午前9時から午後5時までとなります。
留守番電話・FAXでの受付は24時間無休で行っています。
相談内容を確認の上、後日ご連絡いたします。

Q、法律相談はいつ、どのように行われますか?
A、毎月1回(第4週火曜日)の午後1時30分から4時まで行っています。
札幌弁護士会より2名の弁護士が交替で相談に応じます。※事前予約が必要です。

お電話でのお問い合わせはこちら
011-252-1233 電話受付:平日9時~17時
FAXでのお問い合わせはこちら
011-251-0858 FAX受付は24時間
〒060-0002
北海道札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル 4階

▲「第1期ほっかいどう障がい福祉プラン」として策定しました。
北海道では、これまで、道の障がい福祉施策の基本的な方向性を示す「北海道障がい者基本計画」と、それに基づく、地域の必要な障がい福祉サービスの実施方針を示す「北海道障がい福祉計画」を策定していましたが、この2つの計画について、施策を一体的に推進し、実効性のある障がい福祉サービスを提供することを目的として統合し、今年度から新たに「第1期ほっかいどう障がい福祉プラン」として策定しました。

障がいのある人を主体とした支援体制づくりを進め、本人が希望する暮らしの実現、意欲や障がい特性に応じた地域活動が保障される社会づくりを推進していくため、「希望するすべての障がい者が安心して地域で暮らせる社会づくり」を基本テーマとして目指します。

▲サピエ図書館のご紹介
サピエ図書館は、目が見えない・見えにくい型などの活字による読書が困難な方、寝たきりや
まひ等により読書が困難な方に、インターネット上で点字図書や音声図書などを提供しているサービスです。
サピエ図書館では、全国の加盟施設・団体が登録した訳80万タイトル以上の点字図書や音声図書を、自宅のパソコンやスマートフォン、携帯電話からリクエストし、簡単に借りることができます。
また、点字図書で約24万タイトル、音声図書で約10万タイトル以上の図書データを全国どこからでも直接ダウンロードして読むことができます。

サピエ図書館を利用するためには会員登録が必要です。
会員登録は、目が見えない・見えにくい方などの活字による読書が困難な方、寝たきりやまひ等により読書が困難な方ご本人のみできます。
個人会員の利用料は無料です。

会員登録の申し込みは、お近くの公共図書館や点字図書館、視覚障がい者関連施設にご
連絡ください。

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