広報(誌)ほっかいどう 2022年1月号
広報(誌)ほっかいどう 2022年1月号
北海道のキャッチフレーズ「その先の、道へ。北海道」
【もくじ】
1 #今こそ食べよう北海道
2 特集 今こそ食べよう北海道
3 未来へのかけ橋のグランドデザイン 北海道総合計画を見直しました
4 新型コロナウイルス感染症対策
5 赤れんがニュース
6 道議会レポート
1 #今こそ食べよう北海道
道産食品を食べて北海道の生産者を応援しましょう!
広げよう「#今こそ食べよう北海道」
(1)みんなで道産食品を選びましょう!食べましょう!
新型コロナウイルス感染症により、道産食品は大きな影響を受け、道内の生産者や飲食店の皆さまにとって厳しい状況が続いています。
これまでの日常が戻りつつある中で、飲食店で食事を楽しむ機会や、大切な人への贈り物を選ぶ機会などが増えていることと思います。
すばらしい道産食材を生み出す生産者の皆さまや、北海道の食の魅力を伝える飲食店の皆さまをいちばん近くで支え、応援することができるのは、私たち道民です。
今こそ、ご家庭で、飲食店で、そして贈り物で、道民一人一人が、一品でも多く道産食品を選んでいただき、みんなでおいしく食べて、生産者や飲食店の皆さまを応援しましょう。
SNSでも「#今こそ食べよう北海道」をつけて、道産食品の魅力を広く発信していただくようお願いいたします。
北海道知事 鈴木直道
① 今こそ食べよう!北海道フェア
道では、道内百貨店や小売店、飲食店などの取り組みと連携し、道産食品のPRを行う「今こそ食べよう!北海道フェア」を開催しています。道内百貨店で開催される北海道物産展で使えるプレミアム付商品券のほか、道産食材を使ったメニューを提供する飲食店、通販サイトなどの情報をウェブサイトで紹介しています。
② 道産食品の発信拠点 北海道どさんこプラザへようこそ!
北海道の公式アンテナショップ「北海道どさんこプラザ」では、道内各地の食の逸品を数多く取りそろえています。「札幌店」「倶知安店」「湯川店」のほか、2021年6月にオープンした「羽田空港店」、9月に関西圏に初出店した「あべのハルカス店」など、国内外に14店舗を展開しています。
「北海道どさんこプラザWEB」でも、「今こそ食べよう!北海道フェア」を開催中です。ぜひこの機会に、道産食品を選んで買いましょう。
▲北海道フェア、北海道どさんこプラザに関するお問い合わせ
道庁食産業振興課 電話 011-204-5766
2 特集 今こそ食べよう北海道
(1)おいしい道産食品は道民の誇り。みんなで、プラス一品の応援を!
道民一人一人が道産食品を支えています。一品でも多く選んで食べて、道内の生産者や飲食店を応援しましょう。
①「食べらさってる?」北海道米
北海道米は、さまざまな工夫と進化を重ねて約20品種が生産され、全国トップクラスの作付面積と収穫量を誇っています。特に「ゆめぴりか」や「ななつぼし」は10年以上、食味ランキング最高位の「特A」を獲得するなど、食味でも全国的に高い評価を得ています。
道では、おいしい北海道米を道民の皆さんにもっと食べていただくため、コンビニやスーパーなどと連携し、「食べらさるマーク」を中心に北海道米プロモーションを展開しています。このマークを目印に北海道米を選んで食べて、生産者を応援しましょう。
▲道庁農産振興課 電話 011-204-5435
②北海道の牛乳・乳製品を味わおう
牛乳・乳製品の消費拡大に向け、牛乳や乳製品を使った新たなレシピ動画を道民の皆さんや企業から募集し、「牛乳チャレンジ2.0~乳(New)スタイル」として、「ミルクランド北海道」のウェブサイトで紹介するなど、牛乳・乳製品の消費喚起に取り組んでいます。
また、2022年1月には、札幌市と帯広市で「ミルク&ナチュラルチーズフェア2022」を開催。道内で作られたおいしい牛乳やチーズなどの乳製品の販売、「牛やミルクのある風景絵画コンクール」の入賞作品の展示も行いますので、ぜひこの機会に、牛乳・乳製品を味わってください。
▲道庁畜産振興課 電話 011-204-5438
③とれてます!Oh さかなフェア
近年漁獲が増えているマイワシ、ブリ、ニシンを道民の皆さんにたくさん食べていただくため、道では、飲食店でのオリジナルメニューの提供やスーパーでのレシピ配布など、3種の魚にスポットを当てた「とれてます!Oh!!さかなフェア」を実施しています。2022年2月には、道内主要都市の飲食店などで「ニシンフェア」を開催しますので、道産ニシンを食べて、生産者や飲食店を応援しましょう。
▲道庁水産経営課 電話 011-204-5464
④がんばれ!道産食品ポータルサイト
道が登録・認証などを行っている商品を中心に紹介しているポータルサイトです。安全・安心な道産食品を選ぶ際の参考としてください。
▲道庁食品政策課 電話 011-204-5427
⑤北のめぐみ愛食レストラン
道産食材を利用したこだわりの料理を提供する道内の飲食店・宿泊施設を「北のめぐみ愛食レストラン」に認定し、ウェブサイトで紹介しています(2021年11月末現在の登録数318店)。
外食の際は「北のめぐみ愛食レストラン」を利用するなど、道産食品を食べて、北海道の食を応援しましょう。
▲道庁食品政策課 電話 011-204-5432
⑥生産者に聞きました
有限会社ファーム花茶代表取締役 小栗 龍夫 さん(千歳市)
畑作農家を営みながら、北のめぐみ愛食レストラン認定店の「ファームレストラン花茶」でお客さまをお迎えしています。自家農園の野菜や果物はもちろん、牛乳やお米も北海道産。国内外の食材が年中手に入る時代にあっても、地元でとれた新鮮な旬の食材は間違いなくおいしいですし、季節感にあふれています。それを教えてくれるのが、お客さまの笑顔です。北海道の食の魅力と地産地消の豊かさを伝えていきたいと思います。
※ファームレストラン花茶は2021年12月27日~2022年2月中旬の期間、冬季休業となります。
(2)新たな食の北海道ブランドづくりを進めています。
アフターコロナを見すえ、食の付加価値の向上を目指す取り組みを紹介します。
①北海道の酒アワード2021の開催
道では、道産日本酒・道産酒米のブランド力や認知度の向上に加え、コロナ禍で落ち込んでいる需要の喚起を図ることを目的として「北海道の酒アワード2021」を初開催しました。対象は、北海道の米を使って製造され、市販されている日本酒。道内外の酒蔵から出品された18種の日本酒を一般消費者など総勢約580人が試飲審査し、グランプリをはじめとする受賞酒が決まりました。
今後も、道産日本酒と道産酒米の付加価値向上のための取り組みを進めます。
▲道庁農産振興課 電話 011-204-5435
②和牛オリンピックの開催が決定
全国の和牛生産者が丹精を込めて生産した和牛の肉質や生産技術を競う5年に1度の「和牛オリンピック」(全国和牛能力共進会)が、2027年に北海道で初めて開催されます。
北海道が生産量、肉質ともに日本を代表する和牛の産地となるよう、生産拡大や改良の推進、ブランド化などに、全道一丸となって取り組みを進め、本道で開催される和牛オリンピックでの上位入賞を目指します。
▲道庁畜産振興課 電話 011-204-5439
③ワイン産地・北海道のブランド力向上
北海道は近年、国内外から注目されるワイン産地として急成長を続け、道内には53カ所のワイナリーが集積しています(2021年11月末現在)。また、海外のワインコンクールで受賞を重ねるなど、世界での道産ワインの評価は着実に高まっています。
こうした道産ワインのブランド力向上を目的に、道が2015年から取り組んでいるのが「北海道ワインアカデミー」です。道内で栽培や醸造に携わる人材を対象にした専門的な講座を開講しています。
このほか、道産ワインの消費拡大を図るため、道内外で百貨店などと連携したワインプロモーションなどを進めています。
▲道庁食産業振興課 電話 011-204-5138
④ワイン造りの学びを生かし、地域に貢献するワイナリー経営を目指します。
ニセコワイナリー代表 本間 泰則 さん(ニセコ町)
2015年、道が主催する北海道ワインアカデミーに1期生として参加しました。第二の人生の夢を実現するべく、ワイナリー開設の準備をすでに進めていた私にとって、最良のタイミングでの受講でした。
学びの内容は幅広く、経営やマーケティング、市場分析など、ワイナリー経営には必須の科目ばかりでした。また、さまざまな恩師との出会いによって探求心を刺激され、その後、より高度な製造技術を習得する機会にも恵まれました。
そのおかげで2016年、受講生第1号となるワイナリー免許を取得。現在は、有機認証を受けた自園の3つの畑で育てたブドウを原料として、オーガニックスパークリングワインを製造しています。
私が目指しているのは、ニセコのすばらしい自然環境とユニークな市場特性を生かした持続可能な農業モデルです。世界に通用する品質を求めて研鑽を続け、若い人たちをバックアップしながら、地域経済に貢献するワイナリー経営を進めていきたいと考えています。
3 未来へのかけ橋のグランドデザイン 北海道総合計画を見直しました
2016~2025年度(平成28~令和7年度)
道では、新型コロナウイルス感染症の流行や、デジタル化・脱炭素化といった動きを的確にとらえ、ポストコロナを見すえた新たな北海道が進むべき道筋を道民の皆さんと共有するため、道政の指針となる北海道総合計画を改訂しました。
改訂した計画に基づき、感染拡大防止と社会経済活動の両立が可能となる強靱な社会システムの構築、本道が有する多彩な強みのさらなる磨き上げ、カーボンニュートラルの実現やデジタル・トランスフォーメーションの本格的な加速などに取り組み、誰もが安心して心豊かに暮らし続けることができる地域社会を実現していきます。
▲道庁計画推進課 電話 011-204-5630
4 新型コロナウイルス感染症対策
※2021年11月30日時点での情報をもとに記載しています。最新情報は道のウェブサイトをご覧ください。
(1)感染防止行動にご協力を
これからの季節は、窓を閉め、暖房をつけての活動が増え、感染リスクが高まります。屋内での換気をはじめ、基本的な感染防止行動の実践をお願いします。
飲食の際は、北海道飲食店感染防止対策認証店など感染防止対策を徹底しているお店を選び、短時間で、深酒をせず、大声を出さず、会話のときはマスクを着用しましょう。特に、大人数や普段会わない人との飲食の際は、より一層注意しましょう。
なお、ワクチンには感染予防効果も示唆されていますが、接種によって感染を完全に防ぐことまではできません。道内でもワクチン接種後の感染が確認されています。ワクチン接種後も、マスクの着用など基本的な感染防止行動の実践をお願いします。
(2)療養終了後も続く症状(いわゆる後遺症)について
新型コロナウイルス感染症は、療養終了後も倦怠感や呼吸器症状、味覚・嗅覚障害など、症状が長引くことがあります。
症状によっては、職場復帰などに支障をきたしたり、生活の質の低下につながったりするケースもあります。あなたの周りにも、後遺症で悩んでいる方がいるかもしれません。周囲の理解が大切です。
(3)新型コロナワクチンの追加(3回目)接種の開始
2回目の接種を完了した日から原則8カ月以上経過した18歳以上の方を対象に、追加接種が始まっています。お住まいの市町村から接種券が順次発送されますので、お手元に届いたら内容をご確認いただき、接種をご検討ください。また、引き続き1・2回目接種が可能ですので、まだワクチン接種を受けていない方は、接種をご検討ください。
※接種の予約・手続きの方法などはお住まいの市町村にご相談ください。
5 赤れんがニュース
道庁からのお知らせなどをお伝えします。詳しくは、各ウェブサイトでご確認ください。
(1)道特別支援金申請受付は1月31日(月)締め切りです
新型コロナウイルス感染症対策支援制度において、道では、国の月次支援金などを受給されていない全道の幅広い事業者を対象に、道特別支援金により支援しています。1月31日(月)で申請受付を締め切りますので、申請漏れがないようにご注意ください。
▲道特別支援金コールセンター 電話 011-351-4101
6 道議会レポート
定例会の概要などをお伝えします。
令和3年第3回定例会(9/14~10/8)
(1)定例会の概要
新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、当面措置を要する経費などについて、所要の予算措置を講じるための令和3年度補正予算等の予算案6件と条例案7件、その他の案件17件が知事から提案され、議決しました。
また、議員や委員会から提出された意見案3件を原案のとおり可決しました。
(2)北海道議会議員研修会を開催しました
10月8日の本会議終了後に、北海道医療大学 看護福祉学部教授の塚本容子氏を講師にお招きし、「新型コロナウイルスのエンドゲームはいつか?そして、今後のパンデミックへの備え」というテーマで研修会を開催しました。
(3)本会議や予算特別委員会の主な議論
●コロナ禍における今後の感染状況を見据え、自宅や宿泊施設、臨時医療施設を含めた在宅医療
等の体制を整備し、全ての人が必要な医療を受けられるよう、どのように取り組む考えか。
●飲食店の第三者認証制度について、トラブルを防止するための公平性の確保や経済の活性化、市町村との連携にどのように取り組む考えか。
●ヒグマの市街地への出没や人身事故、家畜被害が多発している状況を受けて、ハンターを含めた人材育成や電気柵の活用など、安全対策にどのように取り組む考えか。
●「ゼロカーボン北海道」の実現に向け、家庭や中小企業向けのワンストップ相談窓口の設置や市町村への対応にどのように取り組む考えか。
(4)主な議決の状況
〈知事提出案件〉
●予算案6件/令和3年度北海道 一般会計補正予算 など
〈議員・委員会提出案件〉
●意見案3件
・出産育児一時金の増額を求める意見書
・北方領土問題の解決促進等を求める意見書 など
(5)次回定例会のお知らせ
令和4年第1回定例会は2月下旬に開会の予定です。議会中継はスマートフォンでもご覧いただけます。
(6)ウェブサイトをご覧ください
議会中継・録画、議会の日程、会議録、傍聴・見学案内、議会時報などをご覧いただけます。
質問などの詳細は、冊子「北海道議会時報」でもご覧いただけます。各(総合)振興局等での閲覧のほか、希望者への配布も行っています。
▲議会事務局政策調査課 電話 011-204-5691
▲北海道の人口データをお届けします。(令和3年10月末現在)
総人口 5,191,355人 男 2,453,881人 女 2,737,474人
前年同月比
総人口 43,903減 男 20,248減 女 23,655減
(人口は毎月公表される統計資料に基づき掲載しています。)
▲広報(誌)「ほっかいどう」、次号は令和4年2月下旬の発行予定です。
北海道の公式ウェブサイトで、点字広報誌のテキストデータを公開しておりますので、パソコンやスマートフォンで音声読み上げソフトをご利用されている方は、お聴きになることができます。
発行/北海道総合政策部知事室広報広聴課
〒060‐8588 札幌市中央区北3条西6丁目
電話011‐204‐5110/FAX011‐232‐3796