本日、北海道電力の電気料金の値上げ申請について、国による審査を受けて、当初の値上げ幅を圧縮した内容で、経済産業大臣から認可されました。
さまざまな物価の高騰が続いており、家計はもとより、中小企業の経営などが大変厳しい環境にある中で、電気料金の値上げは、道民の皆様の暮らしと道内経済に大きな影響を及ぼす懸念があることから、申請に際して、私から直接、北電の藤井社長に対し、経営の合理化・効率化について、あらゆる分野において、聖域を設けずに最大限の企業努力を行っていただくよう求めたところです。
北電においては、電気料金の値上げに対する道民や事業者の皆様の厳しい声を真摯に受け止め、あらゆる分野で更なる経営の合理化・効率化に全力で取り組むとともに、道民や事業者の皆様に対して、丁寧でわかりやすい説明を行い、理解を得るよう努めていただきたいと考えています。
道としても、エネルギー価格高騰の影響緩和に向けた新たな経済対策に取り組むとしたところであり、引き続き、必要な対策を国に求めるとともに、道民や事業者の皆様の負担が少しでも軽減されるよう取り組んでまいります。
令和5年5月19日
北海道知事 鈴木 直道
