令和2年国勢調査の速報値によりますと、本道の人口は約523万人と5年前の前回調査(平成27年)から約15万人減少し、減少率もマイナス2.8%と拡大しています。本道の人口減少傾向は今後も続くことが見込まれ、私としては、改めて危機感を強くしております。
新型コロナウイルス感染症との闘いは今も続いており、未だに収束が見通せない状況でありますが、感染リスクを避ける意識の高まりや働き方の変化、また、デジタル化や脱炭素化といった社会変革の動きを的確に捉えながら、北海道創生総合戦略に掲げる「幅広い世代が集い、つながり、心豊かに暮らせる包容力のある北海道」の実現に向けて、自然減対策と社会減対策の両面から、各般の施策に粘り強く継続的に取り組んでまいります。
令和3年6月1日
北海道知事 鈴木 直道
(総合政策部地域創生局地域戦略課)