今般、ロシアのメドヴェージェフ首相が択捉島を訪問したことは、北方領土に関する日本の一貫した立場と相容れず、元島民の方々はもとより道民の心情などを考えると、受け入れられるものではなく、平和条約交渉への影響を懸念するところです。 私としては、北方領土を行政区域の一部とする北海道知事として、一日も早い領土問題の解決に向けた外交交渉を一層加速するよう、強く国に求めてまいります。 令和元年(2019年)8月2日 北海道知事 鈴木 直道