北海道データブック2020 > 北海道の産業-水産業
北海道の産業 - 水産業 |
全国における北海道水産業の位置 |
北海道は、日本海、太平洋、オホーツク海とそれぞれ特性の異なる3つの海に囲まれ、全国の12.6%にあたる4,446kmの海岸線を有しています。周辺海域は、北方に広く展開する大陸棚と、日本海の武蔵堆などの堆を擁しているなど、海底地形は起伏に富んでおり、また道東太平洋沖では黒潮から分かれて北上する暖流と栄養塩に富んだ親潮(寒流)が交錯して潮目が作られるなど、総じて好漁場となっています。また、豊かな恵みの場である広大な漁場を背景として、漁業や水産加工業を中心とした、水産都市や漁村が海岸線に沿って形成されています。 |
活力ある水産業と豊かな漁村づくりに向けて |
わが国の水産業は、周辺水域の資源状況の悪化や漁業生産の低迷、漁業就業者の減少、高齢化など厳しい状況に直面している一方、水産業や漁村に関する国民の期待は多様化しています。 |
海面漁業・養殖業の魚種別構成比<2018年(平成30年)>(属地生産量)(トン) |
出典:北海道水産林務部(2018年)「北海道水産現勢」(生態重量) |