北海道データブック2017 > 北海道の産業-道産品・経済交流
北海道の産業 -道産品・経済交流 |
道産品の販路拡大へ向けて |
北海道は、四季折々の自然の恵みを背景に、海や大地の新鮮で豊富な素材を生かした安全で美味しい魅力ある食の宝庫です。 こうした食分野における北海道の優位性や特徴を生かし、地域産品のブランド化に向けた地域の取組を促進するとともに、道産品の販路拡大を図るため、道では、道産品の紹介、販売などを行うアンテナショップとして、道内ではJR札幌駅構内の「北海道どさんこプラザ札幌店」、道外では「北海道どさんこプラザ有楽町店」など6店舗、海外では「北海道どさんこプラザシンガポール店」と、9店舗開設しています。 また、道産品を全国の皆様に知っていただくため、毎年全国の主要都市で「北海道の物産と観光展」を開催するとともに、流通企業の方々を対象とした道産品の取引商談会を札幌、東京、大阪で開催するほか、道産品情報を道のホームページで紹介しています。 |
海外との経済交流 |
2016年の北海道の貿易額は、輸出が3,710億円(前年比24.9%減)、輸入が9,055億円(前年比26.7%減)で、全国比では輸出が0.5%、輸入が1.4%となっています(道内港での通関実績)。 本道からの主な輸出品は、輸送用機械(997億円)、一般機械(479億円)、鉄鋼(426億円)で、この3つで総輸出額の約5割を占めているほか、食料品の割合が19%と高いことが特徴となっています(全国ベースでは1.0%)。 大幅な輸入超過となっている本道では、各企業が、海外において競争力を持つ商品・サービスをつくり、商品等の効果的なPRや流通ルートの形成により市場を獲得し、輸出の促進を図ることが求められています。 このため、道では、道内企業の海外展開を支援するワンストップセンターである「北海道国際ビジネスセンター」を設置して、貿易に関する研修、セミナーの開催、貿易相談などを実施しているほか、韓国・ソウル、中国・上海、シンガポール及びロシア・サハリン州に設置している海外事務所や職員を派遣している中国大連、タイ・バンコク、ロシア・ウラジオストクの金融機関駐在員事務所といった海外の拠点で、道内中小企業の海外展開を支援しています。 さらに、海外における道産品等の販路拡大を図るため、北海道ブランドの発信を行うとともに、商談会の実施や現地見本市への出展などの物産PR事業の実施などに取り組んでいます。 また、本道にメリットのある海外投資を促進するため、道内や国内における海外からの投資の実態などについての調査や、地域と連携した海外投資の誘致のための仕組み作りなどの検討を行います。 |
主な商品別輸出入額(2016年) |
輸出
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輸入
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資料:函館税関「平成28年北海道貿易概況」 |
主な国・地域別輸出入額 (2016年) |
輸出
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輸入
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資料:函館税関「平成28年北海道貿易概況」 |