名寄市「名寄市医療介護連携ICT」
<担当者より>
ICTを導入するだけではなく、どのような使い方をしたいか、連携の仕方がどうあればいいのか等を、導入前から導入後も、ICTを使用する多職種間で話し合いを継続していくことが、大きなポイントです。今後、行政のDXやペーパーレス化、当たり前に思っていた連携の方法やプロセスの改善を目指します。
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分野
暮らし
運用開始
2021年(令和3年)7月
事業目的
- 名寄市地域包括ケアシステム(医療と介護の連携)を実現するための情報基盤の構築。
- 高齢者の生活を支えるために、医療、介護、地域包括支援センター等の連携の強化を図る。
- 利用者のプライバシー保護を図りながら、診療情報の一部及び介護情報を地域の連携医療機関と介護施設との間で共有して連携を円滑に行う。
事業のポイント
- 市が事務局となり、市内医療機関、介護施設・事業所、行政がネットワークに参加。
- 利用者の同意のもとで、薬、検査、文書などを多職種間で共有。
- クラウドシステムで、利用者宅を訪問する職種はタブレット端末(市が貸与)で情報参照や入力が可能。
期待される効果
- 多職種間連絡のための電話、FAX、紙、不要な対面の削減。
- 病院と介護のコミュニケーションをとりやすくし、連携して患者・利用者のケアを改善。
- 同一法人内、施設内、市役所内でのデジタル化は各々整備されているが、地域という単位で関係施設間で情報共有、連携の仕組みを作ることでDX(働き方の改革)が実現できる。
推進体制
事業主体:名寄市
事務局:名寄市健康福祉部こども・高齢者支援室
地域包括支援センター
システム委託事業者:株式会社アルム
お問い合わせ
名寄市医療介護連携ICT事務局(名寄市地域包括支援センター内)
TEL:01654-3-2111
メールアドレス:ny-polaris[アット]city.nayoro.lg.jp