石狩市「地域間物流における無人自動配送ロボット活用」京セラコミュニケーションシステム（株）
小売店の商品や企業間で輸送する貨物などを「無人自動配送ロボット」による地域内シェアリング型サービスで配送し、サービスの有効性・効率性・安全性・社会受容性を評価、検証することで、コロナ禍における「遠隔・非対面・非接触」配送の実現と地域生活者の利便性向上、地域の輸送要員不足の解消を目指す。
本事業は、NEDO（新エネルギー・産業技術総合開発機構）公募事業「自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現に向けた技術開発事業」に採択され実施した取組です。
背景・課題
＜社会的課題＞
新型コロナウイルスの流行により、宅配事業における従前からの人材不足、過重労働問題に加え、
「遠隔・非対面・非接触」への要請が高まっている。
＜地域課題＞
広大な敷地に対し、公共交通機関が脆弱である。
就労者の小売・飲食店等へのアクセスや、域内の配送効率に課題がある。
事業のポイント
・ 1台の無人自動配送ロボットを共同利用し、地域内の小売店商品や企業間貨物を配送
・ シェアリングサービスを想定し、従来より大型・高速の車体で車道走行
（最高速度：15km/h 貨物積載部サイズ：W1.5m×D0.9m×H0.5m）
・ 利用予約に基づき（オンデマンド）、集配に効率的な走行ルートを選択
・ 利用者はスマートフォンから対話的に配送予約やロッカーを操作
期待される効果
- コロナ禍における「遠隔・非対面・非接触」配送の実現
- 地域生活者の利便性向上
- 地域の輸送要員不足の解消
推進体制
＜事業主体＞
京セラコミュニケーションシステム株式会社
＜実証実験協力＞
・ 早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科
小野田 弘士 教授
・ 石狩市
・ 株式会社セコマ
・ ヤマト運輸株式会社
・ 株式会社エンパイアー
・ 北海道日野自動車株式会社
・ 石狩湾振興企業団地連絡協議会 事務局
石狩開発株式会社
・ 石狩新港運送事業協同組合
・ 協同組合石狩新港卸センター
お問い合わせ先
京セラコミュニケーションシステム株式会社
経営企画部 モビリティ事業開発課
TEL：03-5765-8503
E-mail：toiawase[アット]kccs.co.jp
※スパムメール防止のため、文字を変換しています。お問い合わせの際は、[アット]を@に変換してください。
