北海道高性能林業機械化基本方針（令和２年５月改定）

北海道高性能林業機械化基本方針

　本道の林業・木材産業を取り巻く状況が大きく変化する中、森林資源の循環利用を確立し、成長産業として持続的に発展していくためには、道内において、導入が進む高性能林業機械について、ICTやIoT、AIといった新たな技術を取り入れながら、伐採や造林・保育の機械化を積極的に進め、省力化や軽労化はもとより、安全性・生産性・収益性の向上やコストの低減を図ることが重要です。

　このため、状況の変化や新たな技術の実用化などを踏まえ、高性能林業機械をより効果的に活用するため、平成5年に策定（平成15年・平成21年改定）した「北海道高性能林業機械化基本方針」を令和2年5月に全面的に改定しました。

北海道高性能林業機械化基本方針

令和2年5月改定版 (PDF 1.86MB)

＜内容＞

～はじめに～

方針の位置づけ
北海道の森林・林業の現状
北海道の林業における機械化の現状
北海道の林業における機械化の課題
めざす姿～北海道林業イノベーションの推進～
高性能林業機械を活用した作業システムの推進
北海道における機械化に関する目標

　北海道高性能林業機械化基本方針の改定に向けて、本道における地域の作業条件等に応じた高性能林業機械による安全に配慮した作業システムや林業の生産性の向上策等の普及を図るため、学識経験者や林業関係者等の意見を幅広く徴収する、下記の協議会を開催しました。

北海道高性能林業機械化推進協議会

　北海道では、平成5年5月に「北海道高性能林業機械化基本方針」を策定し、これまでに平成15年と平成21年に2回改定を行い、北海道における高性能林業機械をより効果的に活用できる機械化の推進方向を示してきましたが、令和元年度に北海道における高性能林業機械の現況やこれまでの課題等について整理し、安全性に配慮した作業システムや林業の生産性向上策等について学識経験者や林業関係者等の意見を幅広く聴取し「北海道高性能林業機械化基本方針」を改訂するため、「北海道高性能林業機械化協議会」を設置しました。