平成30(2018)年度行事開催結果

古文書解読講座(入門)

 6月1 日(土)に赤れんが庁舎2階1号会議室で開催しました。
 歴史への興味関心から、あるいは趣味として古文書を読んでみたいと考えているけれども、どこから手を付けたら良いかわからない、という方向けの講座です。
 当館の所蔵する古文書(概ね幕末・明治初期)を題材に、古文書解読の初歩的な知識や、くずし字の読み方・調べ方などを説明しました。
 参加人数は12 名でした。

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古文書解読講座(初級)

 全2回の開催で、第1回は9月1日(土)に赤れんが庁舎2階2号会議室で開催しました。
 古文書(概ね幕末・明治初期)を読むための初歩的な知識や、くずし字の読み方・調べ方などを一通り学んだ方に向けて、当館所蔵の箱館奉行所文書や開拓使文書を題材に、短い文書を実際に読みながら、入門の内容のおさらいや、文書の種類毎の特徴などの紹介をするという内容で行いました。
 参加人数は22人でした。

 第2回は9月8日に実施予定でしたが、9月6日に起こった北海道胆振東部地震により中止としました。

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企画展

前期

 7月24日~8月23日に企画展「世界史の中の北海道」を開催しました。

 展示は北海道150年関連事業に位置づけるとともに、外務省外交史料館と連携し「明治150年」も冠しました。

 外交史料館からは幕末・明治期の条約書の原本及びレプリカを借用して展示しましたが、これら貴重資料の公開は道内初であり、新聞など複数の取材があり、記事や番組で取り上げられました。

 赤れんが庁舎を訪れた観光客や報道で開催を知った道内の方など、多くの方々が観覧に訪れ、会期中の入場者数は約1万9千人でした。

 展示資料目録など詳しい内容は企画展のページをご覧ください。

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古文書教室(八雲町・厚岸町)

八雲町

 八雲町郷土資料館との共催で9月1日に八雲町公民館で行いました。
 午前・午後の2部構成で、午前は当館職員が「はじめての古文書」と題し、古文書解読の基礎知識を資料や開拓使文書をテキストとして講義しました。
 午後は、八雲町文化財保護審議会委員の幸村恒夫氏が「「尾張藩士の家督相続」~八雲町都築家の史料を通して~」という題で講義をされました。
 講義は、明治初期八雲町に移住した旧尾張藩士の家に伝来した古文書を題材として、近世尾張藩士の家督相続に係る手続を読み解く内容でした。
 講師の方が周辺の町村で古文書講座の講師をつとめていることもあって、八雲町だけでなく函館市や七飯町から来られた方もおり、41名が教室に参加されました。
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カルチャーナイト2018

 7月20日(金)に開催されたカルチャーナイト2018に参加しました。

 行事の内容は、夜間(18:00~21:00)の閲覧室特別開放と展示室の開室時間延長です。

 閲覧室では、箱館奉行所文書・開拓使文書の原本を展示して、資料の持つ雰囲気などを感じていただきました。 また、持ち帰りができる古文書解読ミニ講座・プリントを用意しました。

 閲覧室には69名の来場がありました。

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