分類記号:B0-110
添田弼(そえだ たすく)は、1848(嘉永元)年生まれの地方官吏で、のちに北海道の実業家。1874(明治7)年茨城県等外出仕となり、のち工部省・鹿児島県・沖縄県属を経て1884(明治17)年に函館県属となり、北海道庁設置とともに北海道庁属となる。函館区長や道内各地の郡長を務めて1897(明治30)年に退官したのち、小樽銀行取締役に就き、その後北海道銀行頭取となった。
資料は、添田の系譜や履歴、伝記のほか、西南戦争時に鹿児島県属として戦場を巡察したときの日記等がある。
原本は江差町教育委員会所蔵。
1877(明治10)~1912(大正1)年
7点 (複製)