分類記号:B0-153
西村皓平は1840(天保11)年に奈良の十津川郷で生まれる。地方官吏であったが、1889(明治22)年十津川郷の水害の際、災死した郡長に代わって被災民の救済に活躍、北海道への移住実現に奔走した。1892(明治25)年、新十津川村の村政紛糾から、要請を受けて来道、翌年第四代の戸長に就任し、雨竜郡各村戸長も兼ねた。1896(明治29)年夕張・空知・雨竜・上川・樺戸郡長となり村を離れるが、翌年官制改正により郡長廃止となり帰村、以後は水田開発や土功組合創設、道路の開削、石狩川橋の架設など村の発展に寄与した。1919(大正8)年没。
資料は、西村皓平の1890(明治23)年から1918(大正7)年までの日誌等。
新十津川町開拓記念館所蔵の資料を当館がマイクロフィルム複製した。
1875(明治8)~1907(明治40)年
10点(複製)