分類記号:B0-25
半田芳男は1887(明治21)年生まれ。東北帝国大学農科大学(札幌)水産学科卒業後の1910(明治43)年、北海道庁技手として北海道水産試験場千歳支場に勤務。以後、水産技術者として鮭鱒人工孵化技術の確立に尽力し、1938(昭和13)年には行政官として道庁水産課長を務め、さけ・ます増殖事業協会会長なども歴任した。
資料は、明治中期の北海道庁水産課の公文書が中心で、年代的には半田芳男が北海道庁に勤務する以前のものが多い。いずれも鮭鱒や昆布、ホタテなどの海産物に関する各種の調査書で、業務の必要上収集した記録と思われる。
1876(明治9)~1936(昭和11)
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