分類記号:B0-120
井上馨は、萩藩(山口県)出身の政治家。外務喞、外務大臣、農商務大臣、内務大臣、大蔵大臣などを歴任し、1898年からは元老として活躍した。また三井や藤田組の顧問や、地方財閥の後見役として、財界でも強い影響力をもった。
資料は、国立国会図書館憲政資料室所蔵の同文書から、北海道に関係のあるものを北海道立文書館が抽出し複製したもので、資料の性格により、公的資料、経済活動資料、その他の3つに分けた。北海道庁長官からの書簡や北海道関係の意見書・嘆願書、北海道炭鉱鉄道会社関係の書簡、北海道新冠御料牧場樹木払下げに言及した書簡や王子製紙会社の経営改善に関する書類などを複製し合綴。
1876(明治9)~1913(大正2)年頃
13点(複製)