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小玉すいかについて |
○夏の風物詩・・・すいか 野菜全般に季節感が乏しくなりつつありますが「すいか」は季節感のある果実です。 すいかは、水分と糖質が多く、利尿作用に優れており腎臓病に特効があるといわれています。 このため、夏ばて解消に有効です。 また、すいかには可食部100g当たりカロチン380μg、リコピン2,500μg、ビタミンA210IUが含まれており(赤色種)、体内の活性酸素を退治し、がん予防に効果があるとされています。 まさしく、すいかの赤色は健康の色です。 |
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○「小玉すいか安定生産技術」試験 共和町でも良食味小玉品種「マダーボール」の特産化が進められています。 新しい品種のため栽培法が不明の部分が有り、一果重が小さいため収益性の向上が求められています。 そこで、当科では平成9年より整枝方法や施肥方法の検討を始めています。 すいかは、雌雄異花で着果のためには雌花が着生することが必須ですが、基肥窒素量により着生数が変わることが判明しました。 |
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基肥窒素量が0kg/10aの場合一つる当たり一雌花の割合が多く、全く雌花が着かないつるはありませんでした。 基肥窒素量が増えるとやや着生節位は上昇しますが、一つる当たり二雌花の割合が増加し、総花芽数は増加する傾向が認められています。 今後は、施肥のタイミングの取り方などを検討し、安定生産に結び付ける予定です。 |
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(北海道原子力環境だよりVol.57 2000.12抜粋)
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