飼養衛生管理支援システムとは
農林水産省は、畜産生産現場の飼養衛生管理の向上により疾病の発生予防等を図ることを目的とし、飼養衛生管理に係る各種情報等を一元管理するデータベースシステム群「飼養衛生管理支援システム」の開発を段階的に進めているところです。
定期報告等の手続きの電子化について
家畜の所有者が行う家畜伝染病予防法第12条の4に規定される飼養衛生管理の状況等の報告(定期報告)等の手続について、令和6年度から農水産省共通申請サービス(eMAFF)上で行えるようになります。
なお、これらの手続きについて、電子的な申請を行うことは必須ではなく、従来の紙媒体での報告は継続されます。
※ 令和6年9月現在、農林水産省にコールセンターは設置されていません。情報が入り次第、問合せ先の掲載を予定しています。
家きんの自己点検報告について(eMAFF)
家きん所有者からの家畜保健衛生所への自己点検報告については、令和6年10月分から、農林水産省共通申請サービス(eMAFF)による報告が可能となります。
なお、従前の形態(FAX、メール等)での自己点検報告は引き続き可能であり、eMAFFの利用は必須ではありません(従前の形態であれば、1本のFAXやメールで報告は完了します)。
eMAFFによる自己点検報告については、下記の作業が必要となります。生じる手間・労力等をご承知の上で利用願います。
(1) eMAFF IDを取得する
eMAFFの利用にあたっては、eMAFF IDの取得が必要となります。
下記HPを参照し、利用開始手続きを行ってください。
農林水産省共通申請サービス-はじめての方へ-ご利用開始までの流れ
IDの取得作業において、「個人認証」が必要となる場面がありますが、家畜保健衛生所では対面での個人認証は実施しておりません。
gBizIDエントリーの場合はオンライン認証を行う、または印鑑登録証明書をGビズID運用センターに郵送してBizIDプライムを取得してください。
なお、eMAFFは、農林水産省が所管する申請サービスであり、IDの取得方法やログイン方法について、家畜保健衛生所(道)では回答することができません。
不明点等については、下記HPの窓口にお問合せください。
(2) 農場台帳を登録する
(3) 自己点検結果を報告する
農場台帳の登録後、次の手順により、10月~5月までの期間、毎月1日時点での自己点検結果を報告してください。
(4) 農場台帳(飼養羽数)を更新する
北海道では、有事の際に把握しておくべき情報として、毎月の家きん自己点検報告と合わせて1日時点での飼養羽数を報告いただいています。
eMAFFにより自己点検結果を報告する場合にあっては、次の手順により、その都度「農場台帳」の飼養羽数を1日時点の情報に更新してください。
なお、従前の形態(FAX、メール等)であれば、提出様式に飼養羽数を記載いただくだけで報告は完了します。
マニュアル(eMAFF)について
上記は家きん自己点検の作業手順を簡易的に説明したものです。eMAFFの機能の詳細を知りたい場合は、専用のマニュアルを参照してください。
eMAFFのマニュアルは下記ホームページからダウンロードできます。
次の2種類のマニュアルが該当します。
0101100_申請者マニュアルv2_08
1701100_飼養衛生管理_申請者v1_00
生産者向け飼養衛生管理支援システム講習会について
次の日程で、農林水産省が生産者向けの講習会を開催しました(web配信あり)。
なお、農林水産省が本講習会と同内容の研修動画を作成し、後日、オンデマンド配信を行うことが予定されています。
〇開催場所・日時(同一内容の講習会を2会場で実施)
令和6年6月14日(金) 9:00~12:00
会場:TKP札幌駅カンファレンスセンター カンファレンスルーム2A(札幌市)
令和6年6月20日(木) 9:00~12:00
会場:とかちプラザ 403号室(帯広市)