農村ツーリズム連携事業の取組の一環で、札幌大谷大学芸術学部大学生23名が参加!
農山漁村の自然や食、歴史・文化などの地域資源を活かし、多様な主体が地域ぐるみで旅行客を受け入れる「農村ツーリズム」を推進する道農政部は、4月16日(火)に札幌大谷大学で「農村ツーリズム出前講座」を開催しました。
2017年に道と同大学は、農村ツーリズムの愛称「農たび・北海道」のロゴマークを共同で作成したことを契機に2018年から連携事業が始まり、本年度は同大学芸術学部グラフィック・イラスト専攻の3年生を対象に実施します。
このたびは、連携事業の取組の一環として農村ツーリズムの理解を深めることを目的に本講座を開催し、大学生23名が参加しました。
本講座では、道農政部職員から、都市と農村との交流を通じて交流・関係人口の拡大を目指す農村ツーリズムの取組やその効果、北海道の農泊地域の情報、フェイスブックなどの農たび・北海道SNSに関しての講話をした後に、道で制作した北海道農泊地域の農泊PR動画を放映して、農村ツーリズムについての理解を深めました。
このほか、学生たちは4つのグループに分かれて、農村の魅力を考えるために「都会と農村の違い」や「都市住民は何を求めて農たびを楽しむのか」をディスカッションしました。
ディスカッションでは、都市住民は、農村に都会にはない大自然での中で辛いことや疲れを忘れさせてくれる非日常や安らぎを求めて農たびするなど、グループ内で学生たちは多くの農村の魅力について話し合いをして気づきを得たあと、出前講座は閉会を迎え終了しました。
今後、学生たちは、6月に道主催の「農村ツーリズム現地講座」で農泊地域を実際に訪れ、農村の「体験・食・宿泊」の魅力を学び、その農泊体験を踏まえて農泊PRポスターを制作し、11月開催予定の農たび・北海道ネットワーク研修会などで作品の発表をします。
出前講座終了後には、参加した学生からは、農泊PRポスター制作について、「安らぎや癒やしを与えてくれる農村の風景や農たびの楽しさを都市住民に一目で伝えることのできる斬新なポスターを作成したい」「ポスターを見た人が、すぐにでも農泊地域に足を運んで農泊体験したくなるような心が躍るデザイン・キャッチコピーを作成したい」などの感想があり、意欲をみせていました!