Q25
Q25 収量の低い有機農業の普及は、食料自給率向上に反するのではありませんか?
外国産より安心感のある国内産の農産物を志向する消費者が多く、有機農産物についても外国産より国内産が選択される傾向にあります。有機農業をとおした地産地消、産消提携、スローフード、食育などへの理解の推進は、消費者の目を地元の「顔の見える」農業へ向かわせ、安価な外国産農産物の購入や、食品の贅沢な大量消費を見直す方向に働くと考えられますので、有機農業の推進はむしろ自給率向上に寄与する可能性が高いと考えられます。