我が国では、本来食べることができるにもかかわらず捨てられる食品ロスが平成29年度(2017年度)では612万トン、本道でも33万トンと推計されています。道では、平成17年(2005年)に制定した「北海道食の安全・安心条例」に食育の推進を明記するとともに、第4次「北海道食の安全・安心基本計画」及び「北海道食育推進計画」(平成31年(2019年)3月策定)により食品ロス削減の取組を推進しています。食品ロスの削減は食育の推進やSDGsの目標達成の観点からも重要な課題であり、「食品ロスの削減の推進に関する法律」(平成元年5月制定)及び「食品ロスの削減の推進に関する基本的な方針」(令和2年(2020年)3月公表)を踏まえ、消費者や食品関連企業者等、関係機関・団体など様々な道民の方々の理解と参加・行動により、食品ロス削減に向けた効果的な施策を推進するため「北海道食品ロス削減推進計画」を令和3年(2021年)3月25日に策定しました。