北海道のサツマイモ
北海道のサツマイモ生産について
北海道は寒冷な気候のため、サツマイモは育たないと思われてますが、昭和23年(1948年)に60ha・1,250キログラム/10a・750トンという栽培データ(出典:農林水産省)が残されてます。
しかし、昭和44年(1969年)から栽培面積はゼロとなり、およそ36年後の平成17年(2005年)に、わずか5haですがサツマイモの栽培が復活し、道南地域で「黄金千貫」が焼酎の原料として栽培されるなど、全道各地に栽培が拡がり始め、最新のデータでは令和5年(2023年)には100ha・1,870キログラム/10a・1,870トン(出典:農林水産省)にまで拡大しており、今後も道内各地で栽培が拡大される見込みです。
サツマイモの栽培マニュアル
また、地方独立法人北海道立総合研究機構 農業研究本部 道南農業試験場では、「北海道でチャレンジ!! さつまいも栽培マニュアル」(2022年版)を作成して配付しています。
【重要】道内のサツマイモ生産者、関係者の皆さまへのお知らせ
○サツマイモ基腐病に注意!!
サツマイモ基腐病は、さつまいもの茎葉やいもに枯死・腐敗を引き起こす病害です。
我が国では平成30年度に沖縄県、鹿児島県及び宮崎県で初めて確認され、同県におけるさつまいもの収量減少の要因の一つとなっています。 近年、北海道内でも発生が確認されておりますので、注意が必要です。