コンクリート構造物の施工については、これまでも現場条件に応じて、現場打ち、プレキャストコンクリート製品等のそれぞれのメリットを生かし活用してきたところです。しかしながら、建設業においては令和6年4月から時間外労働の上限規制が厳格化され、違反した場合には罰則の対象となる恐れがあること、また、近年の工事現場における技能者不足などの課題に対応するため、生産性の向上、工期短縮、施工管理の負荷軽減、安全性の向上など、工事現場のさらなる業務の効率化が重要なため、別添のとおりプレキャストコンクリート製品の導入を促進することとしました。適用にあたっては、以下の別添の留意事項に基づき適切に実施願います。