四季の変化に対応した快適な住まい~北方型住宅~
今までの住宅は、壁も床も天井も隙間が多く、その上、断熱材も十分とは言えませんでした。
これだと暖房の熱が外にどんどん逃げていき、エネルギーのムダ遣いになります。
住宅の断熱・気密をしっかりすれば、ムダなエネルギーを減らすことができます。
北方型住宅とは・・・
北方型住宅は、北国にふさわしい性能と設備を備え、快適で、ゆとりがあり、安全で長く暮らすことができる住宅です。
【北方型住宅の特徴】
・居間や寝室が広めで、天井高も高く、ゆったりとしています。
・断熱・気密性能に優れ、全室暖房・計画換気を採用しているので、快適です。また、燃料消費量も少なくてすみます。
・広めの廊下、緩やかな階段、段差の無い床など、幼児から高齢の方まで安心して長く暮らすことができます。
・乾燥木材の使用や外壁通気層工法の採用により、くるいが少なく、長持ちします。
断熱・気密仕様の例
実験したら、逃げる熱は半分、暖房エネルギーは1/3まで減りました
【従来の住宅】
(従来仕様)
壁:グラスウール100mm
窓:アルミサッシ(シングルガラス)+樹脂サッシ(ベアガラス)
自然換気
・断熱性と気密性が低いと、外気にどんどん熱を放出します。
・これではいくら家を暖めてもエネルギーのムダに・・・。
そこで大事なのが、住宅の断熱性と気密性を高めることなのです。
【高断熱・高気密の住宅】
(高断熱・高気密仕様)
壁:グラスウール200mm
窓:木製気密サッシ(Low-Eベアガラス)
熱交換型機械換気
・外壁などを通じて逃げる熱がグッと減ります。
・逃げる熱は半分に、暖房エネルギーはなんと1/3まで減少します。
これなら、少しのエネルギーで快適暖房ができます。
【暖房時間】
※断熱仕様の違いによる各比較例は、実験住宅2棟における値です。
(出所:ほくでん総合研究所調査)