北海道バイオマスネットワーク会議
設立の背景
北海道は農林水産業が盛んであり、多様なバイオマスが豊富に賦存しています。バイオマスは、再生可能な有機性資源であり焼却等をしても大気中のCO2を増加させない、カーボンニュートラルな資源であることから、この利活用を図ることは、循環型社会の形成、地球温暖化の防止やリサイクル関連産業の振興、地域の活性化にも大きく貢献しますが、バイオマスは、広く薄く存在することや地域に偏在していることなど、利活用を進める上での課題も多々あります。
平成17年3月に策定した「北海道循環型社会推進基本計画」では、「バイオマス利活用の推進」を重要施策としており、これを推進するため、地域におけるバイオマス利活用の取組を促進・支援し、さらに全道的なネットワークを構築するための組織として、「北海道バイオマスネットワーク会議」を設立しました。
会議の概要
会議の主な活動内容は次のとおりです。
1.事業化の推進
2.人的交流や地域間交流の促進
3.先進的な取組・技術の情報収集とその普及促進
4.その他道内におけるバイオマスの利活用を促進するために必要な事項
会議は、バイオマス利活用の推進に関する、学識経験者、関係団体、試験研究機関、行政機関、その他の団体並びに会員(設立趣意書に賛同する個人・団体・事業者等)で構成しています。
会議には、専門的な事項を調査・検討するための部会を置くことができます。