電気工学科 訓練状況

●電気工学科の訓練状況を紹介します

7月

●1年「7月」
 家で電気を使う為に必要な工事となる、電柱から家屋へ電線を接続する「引込線工事」を行っているところです。工事は電柱の上でも行われるので、電柱に昇る練習が必要になります。高所作業ということもあり人によって得意不得意が大きく分かれる実習になりますが、みんな勇気を振り絞って頑張っています。徐々に身体の使い方もわかってくると最後にはするすると昇れるようになり、普段見ることのできない風景や風によって電柱の上が清々しく感じる訓練生もいます。

電気科1年7月訓練状況

●2年「7月」
 十勝電気工事業協同組合様のご協力の下、2週間のインターンシップを実施しました。画像は電柱の電線張替えを行っているところです。暑い中でしたが企業の方の電気を安定的に使えるようにするという使命感を肌で感じ、これから自分が選ぶ仕事のやりがいを体験できる絶好の機会になります。また、入社する前にイメージの違いなども解消することができるので、早期離職の防止にもつながります。今年も企業の方に優しくご指導いただき、電気業界への就職意識を高めることができました。

電気科2年7月訓練状況

6月

●1年「6月」
 電線を保護する役割がある金属製の管を加工する技術を学んでいます。特に金属管を曲げるテクニックに感覚やコツが必要で、加工に失敗してしまうと硬い金属を元に戻すことは難しい為、力の加減や目印をどのように付けるか試行錯誤を重ねながら技術を向上させて行きます。

電気科1年6月訓練状況

●2年「6月」
 太陽光発電設備(ソーラーパネル)を乗せる鉄骨の架台を組み立て、実際にソーラーパネルを取り付けて発電させる実習を行っています。組み立ては大きなプラモデルを作るような感覚で、図面を見ながら丁寧に作業を進めていきます。発電される電気は電池と同じ直流電力なので、使い勝手の良い交流電力に変換して利用します。普段生活している中でよく見る太陽光発電設備がどのように作られるか理解できると共に、電気の流れを知ることができる作業です。

電気科2年6月訓練状況

4月・5月

●1年「4・5月」
 実習板でケーブル工事を学んでいるところです。慣れないケーブルの取扱いに戸惑いながらも一生懸命取り組んでいます。今年の1年生は5人と少ないですが、クラスの雰囲気も良くそれぞれに元気があり、資格の取得・就職に向けて頑張ってくれそうです。
 2年後には立派な電気工事士となってくれることに期待しています。

電気科1年生4月・5月訓練状況

●2年「4・5月」
 工場や商業施設、駅などの工事に使われるケーブルラックの施工技術を学んでいます。この実習は沢山のケーブルがある場合に、ケーブルラックで道を作り目的の場所までまとめて通すことができる設備です。協力して1つの課題を作るのでお互いの意思疎通が大事な実習となります。2年生になって団結力も高まり、実習に取り組む姿も様になってきました。立派な作品を完成させることができ、達成感のある表情をしています。

電気科2年4月・5月訓練状況

2・3月

●1年「2・3月」
 3月に行われる第二種電気工事士の養成施設修了試験の練習風景です。この試験に合格することにより第二種電気工事士の免状を取得することができます。実技では電気回路を指定された工事方法で制限時間内に完成させる試験内容で実施され、一年間学んできた集大成の課題となります。全員での合格を目指して真剣に取り組んでいます。

電気1年2・3月

●2年「2・3月」
 2年次の最終試験となる修了試験にチャレンジしています。1年次よりも難易度の高い電気回路を制限時間内に完成させなければなりません。2年間の中で作業に向き合う姿勢も電気工事士らしくなってきました。立派な作品を作ることで学んできた技術・技能に自信を付け、業界で活躍して欲しいと思います。

電気2年2・3月

12月・1月

●1年「12月・1月」
 水を送るポンプや送風機として使用される電動機(モーター)の制御方法を学んでいます。一般家庭で使う100V電源と違い電線の本数も増えるので、電気回路もこれまでより複雑になってきます。電気工事士になる為、1つ1つ理解を深めて欲しいです。

電気1年12月・1月

●2年「12月・1月」
 建物で火災発生時に人の目に代わって発見してくれる火災感知器や、火災を知らせてくれる火災報知器等を設置できる国家資格「消防設備士 甲種4類」の取得を目指し、勉強に励んでいます。合格率約4割の難しい試験ですが、就職や仕事の幅を広げる為、みんな一生懸命に取り組んでいます。

電気2年12月・1月

11月

●1年「11月」
 リモコン配線工事の実習風景です。リモコンと言うと無線で操作できそうな名前ですが、電圧を通常の100Vから24Vに下げ、折れてしまいそうな細い電線を使用した工事になります。電気回路は少し複雑になりますが、沢山の照明を自由にコントロールすることができるので、仕組みが理解できると楽しい実習です。

電気1年11月

●2年「11月」
 10月に行われた第一種電気工事士の筆記試験に受験者全員が合格し、来月に実施される技能試験練習を行っています。指定された回路を1つのミスも無く1時間以内に完成させる試験なので、作業のスピードや正確性が求められます。本番のプレッシャーに負けないよう練習を積み重ねて自信を持って全員合格して欲しいです。

電気2年11月

10月

●1年「10月」
 太い金属管を使った動力配線工事実習の様子です。8,9月で紹介した金属管工事の材料より太い金属管を油圧の力で曲げ加工していきます。写真のとおり一人でできる作業ではないので意思疎通を取りながら調整しています。曲げには金属管の特性を理解する必要があり、初めは力加減がわからず苦労していましたが、失敗を重ねながらもどんどん上達していきます。

電気1年10月

●2年「10月」
 プログラマブルロジックコントローラ(PLC)を使った制御回路を組んでいる様子です。工場でよく使用され、PLC1台で複雑な制御をすることができます。PLCにはパソコンを使って配線をプログラミングするので、1年半の間積み上げてきた電気回路の知識を総動員し、頭の中で考えた回路を実現していきます。

電気2年10月

8月・9月

●1年「8・9月」
 工場などで多く用いられる施工方法の「金属管工事」を学んでいます。画像に写っているのはパイプベンダと呼ばれる金属管を曲げる工具です。これ1つで金属管が折れないように弧を描きながら90°の角度で曲げるなど、身体の感覚やコツが重要になる作業となります。自分で思い描く形に曲げることができたときには、大きな達成感が感じられます。

電気1年8・9月

●2年「8・9月」
 制御応用実習で電動機(モーター)の始動制御回路を作っている風景です。制御する機器1つ1つの動きを理解し、課題に合わせて動作するように配線していきます。要求された動作条件をクリアできると、電気を思い通りにコントロールできた喜びと共に電気工事士として自信が持てる実習です。

電気2年8・9月

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