22.03.30 令和3年度 造形デザイン科の修了制作作品を紹介します。
今年修了した27期生の2年間はまさにコロナ禍と共にある2年間でした。休校、補講、カリキュラムの変更など、落ち着かない2年間でしたが、焦らず腐らず根気よく最後まで頑張りました。
造形デザイン科の「作品紹介」ページにアップしたのでどうぞご覧下さい。
22.3.25(金) MONOテク北見の紹介展を開催中です
モノテク北見では、令和4年度入校生をまだまだ募集しています。
今回は、モノテク北見を多くの方に知っていただくために、オホーツク総合振興局一階フロアーをお借りして、当学院のこと、訓練科のことを紹介した展示を行っています。4月中旬まで実施していますので、ぜひご覧ください。お待ちしております。
22.3.18(金) 令和3年度修了式を挙行しました。
昨年度に引き続き、修了生とその家族および職員と参加者を最小限にして執り行いましたが、修了生28人の門出を皆で祝福できました。
修了生代表からは、関係者への感謝の言葉とこれから社会人としてがんばっていく決意が述べられました。
修了生のみんな、ご家族の皆様、修了おめでとうございます。
22.03.17(木) 学院長から訓練生へのメッセージ
【ポジティブ・シンキング】
この一年間を振り返ってみて、
上手くできた教科や実習があったならば、それは、将来の仕事での得意分野を見つけたということ。自信を持って、極めてください。
上手くできなかった教科や実習があったならば、それは、自分を冷静に判断できたということ。将来、任される仕事に向き合うつもりで、対策を考え、周りに相談しながら、取り組んでみましょう。
チャレンジした結果は、成功・失敗という言葉では決めつけるものではありません。上手くできても、上手くできなくても、そこから何を得るかが一番大事です。そう考えることが、ポジティブ・シンキング。
二年生になっての訓練には苦労もあり、訓練に臨む自分のモチベーションをどう上げていくかが重要になりますので、そのキーワードとしてポジティブ・シンキング。覚えておいてください。
22.03.01(火) 学院長から訓練生へのメッセージ
「考える」とは、観察し、気づいたことを、行動してみること。
最近のニュースに、将棋のプロ棋士の藤井聡太さんが最年少で将棋界のタイトル5冠を達成したというものがありました。
藤井さんは、パソコンソフトのAI将棋を使って戦法を研究しているそうですが、AI将棋が指す手を鵜呑みにすることはないそうです。
おそらく、AI将棋が示す一手一手をよく観察して、一手一手の意味合いを「なぜ」と疑問を持って考え、自分の戦法に取り入れて試してみる、そんな風に「考え」ながら将棋の研究をしているんだろうと思います。
今は、色んな分野で「AIを使って何々」という話をよく耳にします。
そのうち、全ての仕事に人工知能のAIが関わるようになって、人間の仕事がAIを道具として使う側とAI上司に使われる側に二極化されてしまうんじゃないかと心配になってしまいますが、一方で、AIは開発者が設定した分析条件によるブログラムでしかなく、仕事の成果も作った開発者の発想域から出ることはできないだろうから、臨機応変に色々と「考える」ことができる人間ならば、まだまだ、AIより優れていられるだろうと思います。
AIの登場だけでなく、技術革新のスピードが今後も速くなり、働く多くの人に「学び直し」が欠かせなくなるとも言われますが、「考える」ことが身に付いていて経験をどんどん増やしていける人であれば、自分の存在意義をこの先も保ち続けることができると考えています。
「考える」とは、目の前にある出来事や状況を観察することから始まります。「分からない、上手くいかない、面倒くさい」と思った時がチャンスです。分からない時は理解に足りない何かに気づくチャンス、違和感がある時、やりずらい時は、改善すべき何かに気づくチャンスです。気づくことができたら対策を考え、行動に移して試してみる。上手くいかなくても、経験として今後役立ちます。皆さんも意識してみてください。
22.01.28(金) 機械技術科のPRチラシを作りました!
機械技術科ではどのようなことを学ぶのか、また就職先や資格についてわかりやすいPRチラシを作りました!ぜひご覧ください!
22.1.14(金) MONOテク北見オープンキャンパス(見学型)を開催しました。
新年が明けてフレッシュな気持ちで迎えたオープンキャンパスに、11名の方が参加してくださいました。当日は全体見学のほかに、訓練の内容を詳しく聞くことができる個別見学も実施され、参加者からは「丁寧な説明でわかりやすかった」「質問にもしっかり答えてくれた」などのうれしい感想をいただきました。
令和3年度実施のオープンキャンパスは今回で終了ですが、MONOテク北見では入校を検討されている皆様を対象に随時見学を受け付けております。ご興味のある方はMONOテク北見(0157-24-8024)までお電話ください!
(1)全体説明
(2)電気工学科
(3)自動車整備科
(4)造形デザイン科
(5)建築技術科
(6)機械技術科
22.01.11(火) 学院長から訓練生へのメッセージ
【皆さんが目指すべきもの】
技能検定や技能照査というのは、約束の期日までに満足してもらえるサービスを提供できるかどうかといった、仕事に近い実践的な実力を問う試験です。一定の基準を満たすのは当然として、所定時間内で完了しないと不合格になります。
注文を受けた住宅を、予定した日に引き渡せなければ、お客様の不満どころか、会社の信用に大きな傷をつけてしまいます。住宅でなくても皆さんが将来関わるどの分野でも、期日を守ることは最優先事項になります。
ですから、試験に向けた特訓で時間がかかっている人は、動きにムダがないか、見つめ直しながら改善に努めてください。
課題の各過程段階を時間配分できるなら、分割した過程ごとの動きを確認して改善していくと良いと思います。例えば、工具の選択、配置場所、置く向きなど段取りは効率的になっているか、また、取りかかる手順、体の姿勢は効率的になっているかなど。
自分は不器用だから上手くいかないと諦めることはありません。周りを見ながら工夫を重ねると、効率的なやり方を見つけることができます。
最近、スポーツ選手がスマホで自分の動きを録画して、チェックしながら練習している場面をテレビで見ますが、皆さんも上手だと思う人の動きをスマホで録画して見返したり、自分の動きを録画してチェックして見るのも良いと思います。
皆さんが目指すべきものは、試験の合格点だけではなく、できるだけ早く、より良い品質の製品やサービスをお客様に提供するための、より高い技術の追求だと思います。
想像してみてください。
例えば、お客様の車の故障を速やかに見つけ、修理することができた時、お客様から「助かった。ありがとう」と言われている自分の姿を。
あるいは、任された仕事を、予定より早く、自分なりの工夫もして仕上げ、提出することができた時、上司から「いい仕事だね、頼りになるね。」と言われている自分の姿を。
人に感謝され、自分が役に立っていることを実感できると、モチーベーションも高まり、自分のやりがいを見つけることができると、私は考えています。
器用、不器用は二の次です。周りの人の段取り、手順、体の使い方などに注意を払って、よく観察して、改善点を考えながら、日頃の実習、そして技能検定、技能照査の特訓に臨んでください。
21.12.28(火) 学院は冬休みに入りました。
北見学院は、本日から来年1月10日まで冬休みに入りました。訓練生の皆には、有意義な14日間を過ごすよう伝えました。
来年も変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
21.12.06(月) 学院長から訓練生へのメッセージ
成功と失敗に対する向き合い方
世の中、「成功」や「失敗」と考えがちなことが多々ありますが、どう向き合っていくべきか「ことわざ」を交えながらお話します。
まず「成功」に対しては「勝って兜の緒を締めよ」、意味は物事が思い通りに上手くいったと思えても気を緩めてはいけないということです。
就職が内定したり試験に合格したことは大変喜ばしいことですが、就職内定は学院修了が条件になっていたり、試験に合格してもギリギリ点なら実力点は不十分です。
上手くいった出来事は「成功」と考えずに、成長の階段を一つ上がることができたと喜びを感じながら、次の階段を上がる準備を始めてください。
「成功」とは、遠い将来、「いい仕事をしてくれたね」などと周りの人から評価してもらえた時に実感していいものであって、自分で判断した場合は、結構、過信やおごりに陥ってしまうことがあるので気を付けて欲しいと思います。
ですから、これからの訓練や就職した先での仕事においても、自分なりに成功したと喜ぶことがあっても、自分を過信せず、次の階段を上がる努力を続けてください。
「塵も積もれば山となる」、小さな努力でも継続することで成長の階段をどんどん上がることができ、高い所まで上がれば、今は見ることができない別の世界を見渡すことができます。つまり、やりがいを感じられる、レベルの高い仕事ができるようになります。
「成功」に対する向き合い方は、上手くいったと思ったら「勝って兜の緒を締めよ」、努力は「塵も積もれば山となる」。
そして、「失敗」に対しては「失敗は成功のもと」、意味は失敗しても、原因を考えたり反省して改善していくことで、かえって素晴らしい成果を得ることができるというものです。
「失敗」に関する名言は、多くの著名人の言葉としても聞いたことがあると思いますが、結構、前向きなものが多いです。
私も、若い時から仕事で色々なチョンボをして今に至っていますが、その経験が気をつけるべき知識として身に付き、新しい仕事で役立てたり、仲間への助言に活用できています。
「失敗」して困るのは、クヨクヨしてなかなか次に進めない状況に陥ることです。ある経営者がテレビ番組で「人は誰でも失敗はする、大事なのは早く立ち直り、その失敗をどう次に活かすかを考える「立直り力」が大事なんだ」と言っていました。
「七転び八起き」、意味は失敗してもめげずに上手くいくまで立ち上がること。すぐ立ち上がり、上手くいかなかった原因を考え解決方法を考える。クヨクヨして転んだままでは成長はそこで終わり。
「失敗」に対する向き合い方は、上手くいかなくても「失敗は成功のもと」、上手くいくまで「七転び八起き」。
要は、例え、成功しても失敗しても、おごることなく投げ出すことなく、少しづつでも自分のできる努力を重ねることが大事だということです。覚えておいてください。
21.11.19(金) 学院長から訓練生へのメッセージ
アンテナを高く張っておこう!
朝のテレビ番組の中で、とある女優さんが、二十歳の元旦に「六十五歳の時はこういう姿」と具体的な目標を立て、そのために「この化粧品のCMとこの雑誌に出る」など、途中にも個々の目標を具体的に立てていたという話題がありました。
理由は、具体的な目標を持っていると、気にしている情報が目から入って来やすいからとのことでした。
「アンテナを高く張る」という言葉を皆さんも聞いたことがあると思いますが、自分が求めるテーマ・目標を具体的に決めておくと、目の前を行き交う情報に対して自分の関心事との関係性に敏感になり、必要な情報をキャッチしやすくなるということだと考えています。
様々な本を読んだり、テレビの情報番組を見たり、インターネットで検索したりするのは積極的に情報を取りに行く素晴らしいことだと思いますし、その時には、ぜひ、自分の目標や関心事に関係しないかと意識しながら接してみてください。
今や情報技術に関する動向は、家電製品や自動車だけでなく、住宅や家具など多様な分野で今後どう関係してくるのか意識して向き合う必要があると思います。
寒さに体がまだ慣れない時期ですが、「体調管理」と「アンテナを高く張る」ことを日頃から意識して今月も訓練に臨んでください。
21.11.12(金) MONOテク北見オープンキャンパス(見学型)を開催しました。
推薦選考が間近に迫った年内最後の見学会に、10名の方が参加してくださいました。参加者からは「設備が整っている」「実習場がキレイ」「養成施設だけど現場に近い環境」「専門技術が学べる」「夢がある」などうれしい言葉をいただきました。
21.11.4(木) 令和3年度二年次前期スツール製作課題の作品を紹介します。
造形デザイン科では、二年次の前期に、脚物家具の製作課題としてスツールの制作を行っています。
脚物家具のデザインや構造について学習し、さらに自分なりに、プログラム制御加工機による図柄の加工や座面の座繰り、強度とデザイン性に優れたフィンガージョイント加工、座面の生地張りや旋盤による丸脚加工など、訓練生それぞれが自分の修得したい技術を織り交ぜてた力の入った作品です。
実習場に展示していますので、11月12日(金)のオープンキャンパスで是非ご覧ください。
また、造形デザイン科の作品紹介のページでもご覧いただけます。ご覧ください。
21.10.29(金) 機械技術科2年生が農機具を製作、完成しました!
機械技術科の2年生4名が4月より前期の応用実習で設計図から1つ1つの部品を、いろいろな機械を使って削り、溶接という技術で部品同士を結び付け、塗装、組立までの全行程を終えMONOテク農機が完成しました!
今まで行ったことのない加工方法や、削ったことのない素材などを扱うことで、また一つレベルアップした4名です。
10月の後期からは修了製作の設計を行っていますので、随時更新予定です。お楽しみに!
21.10.27(水) 機械技術科2年生4名 2級技能検定 全員合格しました!
機械技術科の2年生4名が受検した【2級技能検定 機械加工 普通旋盤作業】に全員合格しました!
失敗しながらも訓練を重ねることで、2級課題を制限時間内に精度良よく加工し、また別日で行われた学科試験共に合格ラインに達し、晴れて「2級技能士」となりました。修了までの残りの期間も努力を惜しまず、4人協力して修了製作を行い更なる技術・技能の向上を目指して訓練を頑張ってもらいたいと思います!
21.10.22(金)校外清掃(ボランティア活動)を行いました。
雨の続く天候でしたが、当日は天気に恵まれ、気持ちよく校周辺の清掃活動ができました。その後は各科で昼食を食べ、映画鑑賞などのレクリエーションでリラックスした一日を過ごしました。
21.10.22(金) 学院長から訓練生へのメッセージ
「恩おくり」とは…。
今日行う清掃ボランティア活動に併せて、「恩おくり」という言葉を皆さんに紹介します。
「恩おくり」とは、助けてくれた人やお世話になった人に対して返す行為と違って、自分が受けた恩(気持ち)を踏まえて、他の人を助けたり、お世話をしたりすることです。受けた恩と同じ内容や程度である必要はありません。
人は誰しも一人では生きていけませんし、皆さんも就職した会社で先輩から多くのことを教わり、助けられながら成長していくと思いますが、その恩をそっくり先輩に返すということは無理な話だと思います。
ですから、先輩から受けた恩は、仕事でお客様とか自分の将来の後輩にバトンを渡していってください。
同じような恩を先輩も受けてきたでしょうし、そのバトンリレーが会社への貢献という恩返しになります。
お世話した相手から「ありがとう」とお礼を言われたら、「恩おくり」をした皆さんからは「お互い様ですから」と返してください。
今日は、周辺の歩道を気持ちよく歩けるよう清掃して、地域の方や子ども達に「恩おくり」しましょう。それが地域全体への恩返しになります。
21.10.09(土) MONOテク北見オープンキャンパスを開催しました。
今回は「実習体験コース」と「全科見学コース」を用意していて、それぞれに15名ずつの参加があり、合計30名の方にご来校いただきました。
参加者からは、「作業や実習のこと、学院の雰囲気を知ることができた」「是非入校したい」など、うれしい声を聞くことができました。
今後も、11月と1月にオープンキャンパスを予定しています。進路の参考に是非ご来校ください。
21.10.04(月) MONO北見オープンキャンパスを開催します。
中学生、高校生の皆さん!
10月9日(土)13時から、MONOテク北見オープンキャンパスを開催します。
多くの人に感謝される「ものづくり」の仕事に触れることができる「体験」を用意しています。
ぜひ、お気軽に参加して、将来の進路の参考にしてください。お待ちしています。
21.10.1(金) 学院長から訓練生へのメッセージ
「教わり上手」になろう!
「教わり上手」になるのに巧みな話術は必要ありません。
三つのことに気をつけて教わればいいだけです。
一つ目 相手の仕事の邪魔をしない。
皆さんが「今、お時間よろしいですか?」と声を掛けると、相手は「何?どうしたの?」と聞いてくれるでしょう。
そこで「○○の仕事で確認したいので、お聞きしていいですか?」とお願いしてみる。
相手は「いいよ」とか「あと5分待って」とか、自分の仕事に区切りをつけてから相談に乗ってくれるでしょう。
二つ目 相手に長く時間を取らせない。
「これ、どうしたらいいですか?」なんて丸投げの質問をされたら、相手はどのレベルの話から始めるべきか悩み、説明時間も長くなり負担をかけてしまうでしょう。
「この仕事は、○○の流れで処理して良いでしょうか?」「注意すべき点はありますか?」といった聞き方ならば、相手は皆さんの力量を理解した上で、時間が許す限り、快くアドバイスをくれるでしょう。
三つ目 相手に感謝の気持ちを示す。
アドバイスの直後に感謝を伝えるのは、誰でも普通にできると思います。
大切なのは、アドバイスによって無事に仕事が終わった直後のタイミングです。
「○○さんのアドバイスで、上手く仕事ができました。ありがとうございました。」
相手は、気さくに返事を返してくれると思いますし、更に良いアドバイスをくれるかもしれません。
この三つを意識して教わることを続けていくと、「教わり上手」になれるだけでなく、職場における人間関係もグッと良くなるでしょう。
皆さんも、ぜひ「教わり上手」を目指してください。