エシカル消費(倫理的消費)の推進について

エシカル消費(倫理的消費)の促進

 北海道では、「第3次北海道消費生活基本計画」に基づき、「エシカル消費(倫理的消費)」促進の取り組みを進めています。

エシカル消費(倫理的消費)とは

 「エシカル(ethical)」とは、「倫理的・道徳的」という意味で、「エシカル消費(倫理的消費)」とは、より良い社会に向けた、人や社会、環境、地域に配慮した消費行動のことです。持続可能な開発目標(SDGs)の12番目である「つくる責任 使う責任」をはじめ、いくつもの目標達成に向けて効果が期待されています。
 例えば、「認証ラベル・認証マークの一つである『エコマーク』の付いた商品を買う」、「地元で生産された野菜を買う」、「売り上げの一部をボランティアに寄付しているものを買う」など、エシカル消費は、「何を買うか」を考えるときの一つの尺度であり、持続可能な社会のために誰もが身近に実践できるものです。
 

 人や社会へ配慮した消費 
  • フェアトレード商品を選ぶ
    ※「フェアトレード商品」=発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に取引された商品
  • 福祉作業所などで作られた商品を購入する
    (働きたいという障がいののある人の支援にもつながる)
  • 寄付付き商品を購入する   など
 地域に配慮した消費  地域に配慮した消費
  • 地産地消を心がける
  • 地元のお店や商店街で買い物をする
    (地域活性化や輸送エネルギーを削減できる)
  • 被災地の商品を購入する
    (特産品を購入することで災害復興を応援)   など
 環境に配慮した消費 
  • エコ商品やリサイクル商品などを購入する
  • 資源保護の認証がある商品を購入する
  • ゴミを減らす
  • 自然エネルギーを利用する   など
 みんなで支え合う社会

 一人一人が、思いやりを持った消費行動を心掛けて、商品が届くまでの背景や廃棄された後の影響を考え、そこにある課題を知り、その解決につながるようなモノやサービスを利用することが、次の世代へバトンをつないでいく私たちの役割です。

  • 必要なものを必要な分だけ購入する
  • ユニバーサルデザイン
  • 今のことだけを考えず、未来への影響を考える   など

北海道の主な取り組み

多くの道民の皆様に関心をもっていただけるよう、様々な媒体を通じて啓発活動を行っています。

 

(1) 啓発資材の作成 
  • はじめませんか?エシカル消費(令和3年10月作成)
        ethical (2).jpg
     
  • みんなで考えよう!SDGs 持続可能な開発目標(令和3年10月作成)
        SGDs (6).jpg
  • 減らそう!食品ロス(令和3年10月作成)
        syokuhin-loss-pdf.jpg
     
  • SDGs達成のための 未来を変えるエシカル消費(令和3年3月作成)
     ethical-shizai1.JPG
  • 「めざせ!行動できる消費者」(小学生向け)(令和3年3月作成)
     ethical-shizai2.JPG

     
  • 「めざせ!社会を変える消費者市民」 (中学生向け)(令和3年3月作成)
      ethical-shizai3.JPG  

     

 研修会や学習等でご利用の希望があれば、下記連絡先までご相談ください。
 (在庫に限りがありますので、お早めにお問い合わせください。)

  ■ 北海道立消費生活センター 教育啓発グループ
    〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西7丁目 本庁舎別館西棟2階
    電話番号:011-221-0110(代表)  FAX番号:011-221-421

 

(2) 消費者教育啓発講座の実施

 

(3) パネル教材等の貸出 
(4) アンケート調査の実施

 北海道における「エシカル消費(倫理的消費)」に対する道民の意識・行動を把握し、今後のエシカル消費の推進施策を検討するためにアンケート調査を実施しました(令和2年12月)。

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