商品の単位価格等の表示に関する標準

○商品の単位価格等の表示に関する標準

平成13年７月23日告示第1246号

北海道消費生活条例（平成11年北海道条例第43号）第14条第１項の規定により、商品の単位価格等の表示に関する標準を次のとおり定める。

商品の単位価格等の表示に関する標準

（適用の範囲）

第１条　この標準は、次の各号に掲げる事業者（以下「事業者」という。）に適用する。

(１)　一の店舗の売場面積が1,000平方メートル以上の店舗において小売業を営む者

(２)　特定の小売業を営む者（以下「キーテナント」という。）とその者が中心となってこれと出店契約を締結した他の小売業を営む者（以下「出店契約者」という。）とが同一の建物内において外見上キーテナントと一体となって小売業を営む場合において、当該建物における売場面積の合計が1,000平方メートル以上の場合における当該キーテナント及び当該出店契約者

(３)　大規模小売店舗立地法（平成10年法律第91号）第２条第２項に規定する大規模小売店舗において小売業を営む者

(４)　消費生活協同組合法（昭和23年法律第200号）に基づいて設立された消費生活協同組合で、一の店舗の売場面積が1,000平方メートル以上の店舗において物資の供給事業を行う者

(５)　農業協同組合法（昭和22年法律第132号）に基づいて設立された農業協同組合で、一の店舗の売場面積が1,000平方メートル以上の店舗において物資の供給事業を行う者

(６)　水産業協同組合法（昭和23年法律第242号）に基づいて設立された漁業協同組合で、一の店舗の売場面積が1,000平方メートル以上の店舗において物資の供給事業を行う者

（単位価格等の表示）

第２条　事業者は、前条各号に該当する店舗において別表左欄に掲げる商品を一般消費者に販売し、又は販売する目的をもって陳列するときは、別表左欄に掲げる商品の区分に応じ、それぞれ別表右欄に掲げる体積、質量、長さ又は枚数（以下「基準単位量」という。）当たりの価格（以下「単位価格」という。）を、当該商品の商品名、内容量、基準単位量及び販売価格（容器代を含めた価格をいう。以下同じ。）とともに、消費者が商品を購入する際に商品の内容量と価格の関係を容易に比較することができるよう、一般消費者の見やすいよう表示しなければならない。ただし、当該商品を消費者の面前において商品の内容量の計量を行った上、販売する場合に表示すべき事項は、当該商品の商品名、基準単位量及び単位価格とする。

２　前項の規定による表示をするに当たり当該商品の内容量が別表の基準単位量に用いた計量単位と異なる計量単位を用いているため、別表の基準単位量に換算することができないときは、次に掲げる量をもって基準単位量にかえるものとする。

(１)　基準単位量を10ミリリットル又は100ミリリットルと定めた商品で、内容量が質量で表示されているものについては、10グラム又は100グラム

(２)　基準単位量を10グラム又は100グラムと定めた商品で、内容量が体積で表示されているものについては、10ミリリットル又は100ミリリットル

（表示の方法）

第３条　前条の規定による表示は、次に掲げるいずれか一の方法又は２以上を組み合わせた方法により行わなければならない。

(１)　商品ごとに直接ラベルをはり付けて表示し、又は印刷して表示する方法

(２)　商品の陳列だな等にラベルをはり付けて表示し、又は差し込んで表示する方法

(３)　商品の近くに下(さげ)札(ふだ)又は置(おき)札(ふだ)で表示する方法

(４)　商品の近くに一覧表で表示する方法

（単位価格の算出の方法）

第４条　単位価格は、販売価格を当該商品の内容量の数値で除して得た額の有効数字３けた（４けた目を四捨五入）に、それぞれの商品の区分に応じた基準単位量の数値を乗じて得た額とする。

（詰め合わせ品に係る表示）

第５条　２以上の商品を詰め合わせて一の商品として販売する場合については、当該２以上の商品の銘柄、品質、品種、組成、及び規格が同一であるものの詰め合わせ品を除き、この基準の規定を適用しない。

別表（第２条関係）