福島県対策地域内の高濃度PCB廃棄物の処理について

○福島県内の高濃度PCB廃棄物は、国の処理基本計画に基づき、室蘭市にある中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)の北海道事業所で処理が進められてきたところですが、原発事故の発生に伴い、福島県の一部地域が、法に基づき「汚染廃棄物対策地域」として指定され、PCB廃棄物をはじめ、同地域内の廃棄物の処分等については、国の責任のもと行うこととされました。

○その処分等にあたっては、法に基づく基本方針において、現行の廃棄物処理法に基づく処理体制や施設等を可能な範囲で積極的に活用し、処理を進めていくことが重要とされていることから、令和3年3月、国から、放射性物質による影響がないことが確認できた高濃度PCB廃棄物を北海道事業所で処理する方針が示されました。

○この度、道は、処理を進めることに理解を求める国からの申し入れに対し、国が示す処理方針を妥当と認め、国に伝えました。

○道としては、こうした考えに至った経緯や対応状況などについて、広くお知らせするとともに、引き続き、道民の皆様の安全・安心の確保に努めてまいります。

R3.12以降の対応状況

道が行った確認の状況

モニタリング結果

○福島県対策地域内の高濃度PCB廃棄物の事業所内での保管中及び処理中は、国は敷地境界や施設内等で空間線量率及び排気中の放射能濃度の測定を行います。

○道でも独自のモニタリングとして、環境省による測定の一部についてクロスチェックを行うこととしています。

環境省のモニタリング結果公表ページ

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