令和6年(2024年)8月末の特殊詐欺事件発生状況

令和6年(2024年) 特殊詐欺事件発生状況

特殊詐欺の認知件数と被害総額(令和6年8月末)

※令和6年(2024年)1月より、SNS型投資詐欺が別データとなりました。

認知件数(単位:件)
令和6年(2024年)令和5年(2023年)増減
1月312▲9
2月58
▲3
3月611▲5
4月719▲12
5月17107
6月20812
7月18171
8月20200
   
累計96105▲9
 
年間合計(1~12月)161
被害総額(単位:円)
令和6年(2024年)令和5年(2023年)増減
1月1,528,21340,757,671▲39,229,458
2月6,641,91211,794,650▲5,152,738
3月17,301,25625,530,220▲8,228,964
4月28,643,32826,159,8682,483,460
5月84,067,47233,230,29550,837,177
6月55,105,41110,393,11044,712,301
7月29,540,71873,198,016▲43,657,298
8月122,397,45634,368,51388.028,943
   
累計345,225,766255,432,34389,793,423
 
年間合計(1~12月)570,886,392

令和6年8月中に認知した主な事件

(1)警察官をかたるオレオレ詐欺

 被害者の携帯電話に、警視庁をかたる男から「詐欺容疑で逮捕した男のガサをしたところあなた名義のキャッシュカードを発見した。あなたには資金洗浄容疑で資産凍結と逮捕状が出ている。」「福島で取り調べを受けてほしい。」などど電話があり、続けて福島県警をかたる男に電話口が変わり「こちらのSNSのIDを教えるので以後、SNSのビデオ通話で取り調べを行う。」等と言われSNSで友達登録をした。
 友達登録後、福島県警をかたる男とのテレビ電話で身分証を呈示されて警察官だと信じた被害者は、氏名等の個人情報及び口座残高などを聞かれるがままに教え、更に、検事をかたる男から「あなたが事件に関与しているのか調べるために口座残高を指定する口座に振り込んでほしい。確認できれば明日返金される。」と言われ、指示されるがままに現金を振込み、約1,100万円をだまし取られた。

(2)高額当選金名目の架空料金請求詐欺

 被害者が、SNS上の副業斡旋広告をクリックしたところ、他のSNSアカウントに移行し「副業助成金7億円が当選しました。」と表示されたため、貼り付けられていたURLにアクセスしたところ、個人情報の入力を求められ、個人情報を入力した。
 入力後、「ミスが続いておりますので、一時的にお客様のアカウントを利用停止とさせていただきます。」「ご本人確認がとれるとアカウントの利用停止は解除されます。」「本人確認のためには電子マネーカードを購入してポイントを追加してください。」などと表示され、表示に従って複数回の電子マネーを購入し、合計約14万円をだまし取られた。

「自分は大丈夫」の思い込みを捨てることが、詐欺被害防止の基本です。詐欺電話が来たら警察相談ダイヤル #9110 にご相談ください。

詳細は、北海道警察のホームページをご覧ください(下記リンク先)。

道警察公式防犯アプリ「ほくとポリス」でタイムリーな情報を入手!

 被害に遭わないためには、いつ、どこで、どんな犯罪が起きているかを知ることが大切です。道警察では、防犯アプリ「ほくとポリス」を運用しており、公式Twitterや防犯メールで発信された特殊詐欺の発生状況などをタイムリーに入手することができます。
 また、音と画面表示で危険を知らせる防犯ブザー・痴漢対策機能など様々な機能が盛り込まれています。ぜひご活用ください。

家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ごう

 道では、家族や地域の絆を深め、犯罪のない安全で安心な北海道の実現を目指す「安全・安心どさんこ運動」に取り組んでいます。
 ご家族のあいだで繰り返し話題に出したり、ご近所の高齢者への「声掛け」などにより、相談しやすい関係を作るなど、家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ぎましょう。

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