令和6年(2024年)2月末のSNS型投資・ロマンス詐欺事件発生状況

令和6年(2024年) SNS型投資・ロマンス詐欺事件発生状況

SNS型投資・ロマンス詐欺の認知件数と被害総額(令和6年2月末)

認知件数(単位:件)
令和6年(2024年)令和5年(2023年)増減
1月734
2月   1459
 
累計21813
 
年間合計(1~12月)55
被害総額(単位:円)
令和6年(2024年)令和5年(2023年)増減
1月142,161,81630,755,601111,406,215
2月    214,506,35940,402,236174,104,123
 
累計356,668,17571,157,837285,510,338
 
年間合計(1~12月)728,251,408

令和6年2月中に認知した主な事件

投資詐欺による高額被害

 被害者(60代男性)が有名経済評論家のインターネットサイトを閲覧中、「アシスタントと連絡を取る」などと書かれたバナーにアクセスし、投資家のアシスタントを名乗る者とのSNSチャットを始めたところ、「金への投資」を勧められるとともに、投資アプリのダウンロードを指示された。
 アプリのダウンロード後、金への投資名目で指定された口座への振込を複数回にわたって指示され、合計約3,900万円をだまし取られた。

被害防止のポイント

(1) 現在、ネットやSNSには、投資の詐欺広告が多数存在します。
    投資詐欺は、そのような広告を端緒に、LINE、Facebook、インスタグラム、Xなどの各
   種SNS、マッチングアプリなどで知り合った見知らぬ者からLINEなどのSNSグループ
   チャットに招待されます。
    SNSにおいて、投資関連の詐欺グループチャットは多数存在しますので、見知らぬ者から
   投資を勧められた際には詐欺の可能性が高いということを忘れないでください!
(2) 被害に遭っている方のうち、複数回の振込みでは、毎回違う口座(個人名義や法人名義)を
   犯人から指定されています。
    投資で個人口座への振込や毎回違う口座への振込は詐欺と考え、警察に相談してください!
(3) 被害防止のための着眼点
   ① SNSやウェブサイトには、著名人をかたる投資の詐欺広告があります!
   ② 振込先に個人名義を指定されたときには詐欺の可能性が高いこと及び法人名義のときに
    ついても、当該法人が金融庁の登録業者であるか否かを確認すること。
   ③ 「投資で絶対に儲かる」などうまい話はないです!
   ④ 見知らぬ者から投資を勧められたときは、相手の話を鵜呑みにせず、まずは「警察相談
    専用電話#9110」に相談してください!

「自分は大丈夫」の思い込みを捨てることが、詐欺被害防止の基本です。詐欺電話が来たら警察相談ダイヤル #9110 にご相談ください。

詳細は、北海道警察のホームページをご覧ください(下記リンク先)。

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