令和6年(2024年)5月末の特殊詐欺事件発生状況

令和6年(2024年) 特殊詐欺事件発生状況

特殊詐欺の認知件数と被害総額(令和6年5月末)

※令和6年(2024年)1月より、SNS型投資詐欺が別データとなりました。

認知件数(単位:件)
令和6年(2024年)令和5年(2023年)増減
1月312▲9
2月58
▲3
3月611▲5
4月719▲12
5月17107
   
累計3860▲22
 
年間合計(1~12月)161
被害総額(単位:円)
令和6年(2024年)令和5年(2023年)増減
1月1,528,21340,757,671▲39,229,458
2月6,641,91211,794,650▲5,152,738
3月17,301,25625,530,220▲8,228,964
4月28,643,32826,159,8682,483,460
5月84,067,47233,230,29550,837,177
   
累計138,182,181137,472,704709,477
 
年間合計(1~12月)570,886,392

令和6年5月中に認知した主な事件

(1)定額減税をかたった還付金詐欺被害

 被害者(60代女性)は自宅固定電話に、税務署職員をかたる男から「定額減税の書類が届いているか。」「過去に働いていた間の超過納税分の還付がある。」「何か口座はありますか。」「現金でお返ししますので、金融機関に行ってください。」などと電話を受けた。
 被害者が金融機関に赴くと、犯人からATMの操作を指示され、言われるがままに操作したところ、他人名義口座への振り込みとなり、約99万円をだまし取られた。

(2)副業名目のその他の特殊詐欺被害

 被害者(20代女性)は、SNSアプリに表示された副業広告にアクセスしたところ、偽の副業あっせん会社サイトに誘導され、サイトに登録されてる者の悩み相談を受ければ報酬を得られる副業を紹介された。
 その後、被害者がサイトに登録された者に連絡を取ろうとしたところ「サイト専用メールを利用するための利用料金」名目などで電子マネーカードの購入及び指定口座への振り込みを要求され、合計約120万円をだまし取られた。

「自分は大丈夫」の思い込みを捨てることが、詐欺被害防止の基本です。詐欺電話が来たら警察相談ダイヤル #9110 にご相談ください。

詳細は、北海道警察のホームページをご覧ください(下記リンク先)。

道警察公式防犯アプリ「ほくとポリス」でタイムリーな情報を入手!

 被害に遭わないためには、いつ、どこで、どんな犯罪が起きているかを知ることが大切です。道警察では、防犯アプリ「ほくとポリス」を運用しており、公式Twitterや防犯メールで発信された特殊詐欺の発生状況などをタイムリーに入手することができます。
 また、音と画面表示で危険を知らせる防犯ブザー・痴漢対策機能など様々な機能が盛り込まれています。ぜひご活用ください。

家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ごう

 道では、家族や地域の絆を深め、犯罪のない安全で安心な北海道の実現を目指す「安全・安心どさんこ運動」に取り組んでいます。
 ご家族のあいだで繰り返し話題に出したり、ご近所の高齢者への「声掛け」などにより、相談しやすい関係を作るなど、家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ぎましょう。

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