令和6年(2024年)3月末の特殊詐欺事件発生状況

令和6年(2024年) 特殊詐欺事件発生状況

特殊詐欺の認知件数と被害総額(令和6年3月末)

※令和6年(2024年)1月より、SNS型投資詐欺が別データとなりました。

認知件数(単位:件)
令和6年(2024年)令和5年(2023年)増減
1月312▲9
2月58
▲3
3月611▲5
   
累計1431▲17
 
年間合計(1~12月)161
被害総額(単位:円)
令和6年(2024年)令和5年(2023年)増減
1月1,528,21340,757,671▲39,229,458
2月6,641,91211,794,650▲5,152,738
3月17,301,25625,530,220▲8,228,964
   
累計25,471,38178,082,541▲52,611,160
 
年間合計(1~12月)570,886,392

令和6年3月中に認知した主な事件

(1)NTTファイナンスをかたる架空料金請求詐欺

 被害者(70代女性)の携帯電話に、NTTファイナンスをかたる男から「あなたの携帯電話がハッキングの被害に遭いほかの人に迷惑をかけている。あなたの情報を調べるのに30万円かかる。」と電話があり、指示されるがままに30万円を振り込んだところ、さらに、「サイト運営会社」や「サイバーセキュリティ会社」をかたる者などから「ほかにも被害者がいるため、お金を払うように。」などと電話を受けて、指示されるがまま複数回の振り込みを行い、合計130万円をだまし取られた。

(2)サイト利用料金名目の架空料金請求詐欺による高額被害

 被害者(60代男性)の携帯電話に通信会社をかたる男から、「サイトの利用料金が1年間未納になっている。」「支払わないと裁判になる。」等と電話があり、サイト未納料金の支払い名目で電子マネーカード30万円分を要求されたため、購入して番号を教えた。その後、内閣府職員や警察官をかたる者から「示談金がいる。」「保険加入のためにお金がいる。」などと言われ、指示されるがままに複数回の振込を行い、合計980万円をだまし取られた。

「自分は大丈夫」の思い込みを捨てることが、詐欺被害防止の基本です。詐欺電話が来たら警察相談ダイヤル #9110 にご相談ください。

詳細は、北海道警察のホームページをご覧ください(下記リンク先)。

道警察公式防犯アプリ「ほくとポリス」でタイムリーな情報を入手!

 被害に遭わないためには、いつ、どこで、どんな犯罪が起きているかを知ることが大切です。道警察では、防犯アプリ「ほくとポリス」を運用しており、公式Twitterや防犯メールで発信された特殊詐欺の発生状況などをタイムリーに入手することができます。
 また、音と画面表示で危険を知らせる防犯ブザー・痴漢対策機能など様々な機能が盛り込まれています。ぜひご活用ください。

家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ごう

 道では、家族や地域の絆を深め、犯罪のない安全で安心な北海道の実現を目指す「安全・安心どさんこ運動」に取り組んでいます。
 ご家族のあいだで繰り返し話題に出したり、ご近所の高齢者への「声掛け」などにより、相談しやすい関係を作るなど、家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ぎましょう。

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