中標津町が「景観行政団体」に移行しました。
中標津町は、武佐岳をはじめとした知床連山の山並みや、酪農風景、格子状防風林など、良好な景観資源を有する町です。
平成29年1月、中標津町が景観法に基づく景観行政団体へ移行することについて、北海道との法定協議を終了しました。
これまで中標津町の区域については北海道が景観行政事務を処理していましたが、今後、中標津町は自らの景観計画を策定し、地域の特色を活かした景観づくりに取り組む予定です。
本多 弘幸 北海道建設部まちづくり局長(写真左)から西村 穣 中標津町長(写真右)へ協議終了書を手交しました。(平成29年1月25日)
○ 景観行政団体移行日
平成29年4月1日
○ 景観法に基づく行為の届出先について
平成29年4月1日以降、中標津町の区域内での行為についての景観法に基づく届出は、中標津町へ提出してください。
なお、中標津町の景観計画が施行されるまでの期間の届出には、「北海道景観計画」の内容を準用することとなります。
■景観行政団体とは
景観法に基づき景観事務を処理する地方公共団体。
都道府県、政令市、中核市がこれにあたり、それ以外の市町村は、都道府県と協議して景観行政団体となることができます。
景観行政団体は、景観計画の策定など、景観法に基づいて良好な景観形成のための施策を実施できます。
北海道は、地域の主体的な景観づくりへ向けて、市町村が景観法の活用による良好な景観づくりを進めることができるよう、景観行政団体への移行を支援しています。
※平成29年4月1日時点で、道内では北海道のほか、17市町(札幌市、旭川市、函館市、小樽市、釧路市、当別町、黒松内町、長沼町、東川町、美瑛町、清里町、平取町、上富良野町、栗山町、北見市、東神楽町、中標津町)が、「景観行政団体」です。※