コンパクトなまちづくりに向けた基本方針について
道では、都市機能の拡散や中心市街地の機能低下などの課題に対応し、安全で快適な都市生活を持続可能とする都市の構築、街の中心に人も施設も各種機能もまとまったまちづくりを基本理念として、全ての世代に優しく安全で安心して暮らせるまち、環境負荷の小さなまち、などの実現を目指す「コンパクトなまちづくりに向けた基本方針」を2006(平成18)年7月に策定しました。
コンパクトなまちづくりに向けた基本方針の改訂について 2021(令和3)年11月
2006(平成18)年7月に策定した「コンパクトなまちづくりに向けた基本方針」については、策定から十数年が経過する中、本道においては、全国を上回るスピードで人口減少や高齢化が急速に進行し、地域経済や暮らしなど様々な分野への影響の拡大が懸念されており、本道が抱える課題として、地域公共交通の衰退や都市のスポンジ化、頻発・激甚化する都市における自然災害への対応が揚げられています。
国では、都市再生特別措置法による立地適正化計画制度の創設や地域公共交通網形成計画の作成に関する改正法、自然災害への対応、魅力的なまちなかを形成するための法改正が行われ、こうした国における法改正や本道が抱えているまちづくりに関する様々な課題を踏まえ、安全・安心で魅力的である持続可能な都市形成を目指すため、新たに防災や交通の視点を加えるなど、本方針の改定を行いました。