北海道建設部では、これまで構造物の安全性や環境対策等の条件を的確に把握し、施工管理や監督業務の充実を図るため、工事発注後に、発注者・設計者・施工者の三者からなる検討会を開催し、公共工事の品質や機能の確保等に努めてきました。
しかしながら、重要構造物や複雑な仮設工を含む施工箇所では、現場と設計に乖離が生じ、入札不調による工事延期や、着工後の対策工検討による工事一時中止で施工適期を逸する等して、円滑な工事の実施に支障をきたす状況が見受けられます。
このことから、現場施工プロセスを反映した質の高い設計や施工を目的として、工事発注前に発注者・設計者・施工者が協働し、計画・設計・施工の各分野の技術的知識を相互に交換することで、それぞれの技術力向上と、設計者における設計成果品の品質向上、施工者における施工現場の効率化を目指すものです。
従前、各建設管理部毎に実施要領を策定して試行していましたが、令和2年度(2020年度)から全道試行するため、新たに「工事発注前三者検討会(試行)実施要領」を制定しました。
(令和2年(2020年)6月1日以降入札業務から適用)
・工事発注前三者検討会(試行) 実施要領 (PDF)
・工事発注前三者検討会(試行) 実施要領の運用 (PDF)
・検討結果協議簿 (XLS)
・参考様式 (XLSX)
・参考様式 (一太郎)
参考資料
・取組概要 (PDF)