建設副産物実態調査では、建設工事に伴い副次的に得られた物品である建設副産物の建設リサイクルに関する諸施策の策定及びその効果の進捗状況の把握等のために必要な、発生量、再資源化状況及び最終処分量等の動向に関する実態を把握するため、全国の建設工事(公共土木工事、民間土木工事、建築工事(新築、増改築、解体、修繕))や再資源化施設等を対象に、平成7年度以降、原則として5年毎に統計調査(本調査)を実施し、平成14年度からは、簡易型調査を含め、毎年実態を把握することにしています。
令和2年9月に国土交通省では、このセンサスの結果をもとに、建設リサイクル推進に向けた基本的考え方、目標、具体的施策を内容とする 「建設リサイクル推進計画2020」を策定しました。
北海道開発局、北海道、札幌市や関係団体等で構成する「北海道地方建設副産物対策連絡協議会」では、上位計画である国の2014版計画を受けて、地方独自の計画として「北海道地方建設リサイクル推進計画2015」を平成27年7月に策定し、北海道地方における目標値の設定や行動計画を定め、建設リサイクルに取り組んでいます。
今回、本調査として平成30年度内に完成した工事を対象としたセンサスの結果がとりまとまりましたので、つぎのとおりお知らせします。
※目標率は北海道地方建設リサイクル推進計画2015による。
参考(北海道開発局公表資料)
・平成30年度 建設副産物実態調査結果(北海道地方版) 【令和2年1月24日公表】
その他参考資料(北海道開発局公表資料)
・建設発生木材リサイクル推進マニュアル(北海道版)
・北海道地方建設汚泥利用マニュアル
土砂バンク
建設発生土の有効利用を図るため、「土砂バンク」が構築されました。
「土砂バンク」のホームページ(国土交通省北海道開発局HP)