監査とは?
北海道における監査とは、北海道の仕事(財務や事務・事業の運営等)について、法令等に従い公正・適正に、かつ最小の経費で最大の効果を挙げているか、組織及び運営の合理化に努めているかなどの観点からチェックすることです。
問題点があれば指摘し改善を求めることで、公正で効率的な道政の確保を図っています。
監査の結果については、北海道の公報やホームページなどで道民の皆さまにお知らせするとともに、議会や知事等に提出しています。
監査委員とは?
監査委員は、地方自治法に基づき、地方公共団体の長(知事)から独立した機関(※)です。北海道では、人格が高潔で、地方公共団体の財政管理、事業の経営管理その他行政運営に関して優れた識見を有する者(識見委員)と、北海道議会議員のうちから議会の同意を受け知事が選任した者(議選委員)、それぞれ2名ずつ選任されています。
(※)独任制:それぞれの監査委員が独立して職務を行っており、対外的に代表する「委員長」が存在しない。ただし、監査結果の決定等については監査委員会議の合議によって行います。
知事の指揮監督から職務上独立して、北海道の仕事の正否や適否をチェックし、住民が正しく判断するもととなる情報を提供するため、常に公正不偏の態度を保持して監査を実施します。
(もっと詳しく知りたいときはこちら)
監査委員事務局とは?
監査委員の事務を補助するために地方自治法の規定に基づき、設置された機関です。令和3年度現在、定められた定数に基づき事務局長以下53名の職員が、監査委員の指揮監督のもと様々な業務を行っています。
(もっと詳しく知りたいときはこちら)
どんな監査があるの?
地方自治法などの法令や北海道監査委員監査基準に基づき、様々な種類の監査があります。
例えば、
・定期監査~北海道の財務に関する事務の執行及び経営に係る事業管理についての監査
・行政監査~行政の運営・事業などについて、毎年度テーマを決定して行う監査
・財政的援助団体等監査~北海道が補助金や貸付金などの財政的援助等を行っている団体を対象とした監査
・住民の請求による監査~北海道の執行機関又はその職員について、違法・不当な公金の支出等があるとして住民からの請求に応じて実施する監査
があります。
(もっと詳しく知りたいときはこちら)
監査の内容や結果が知りたい!
監査の内容や結果は、監査毎に報告書にとりまとめられ、議会・知事等に提出されるとともに、北海道公報やホームページ等で住民の皆さまに公表しています。
(もっと詳しく知りたいときはこちら)